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小学生の宿題、何をやればいい?③

2021/4/13

小学生の宿題(自主学習)として、
「何をやればいいか」について
お話ししてきました。
※これまでのお話はこちら
今日は「国語」について
お話ししようと思います。
国語については
「出口先生シリーズ」
いいかな、と思います。
まず漢字については
「出口先生の頭のよくなる漢字」
がおすすめです。
☆おすすめポイント☆
・「熟語」として学べる
・文法も同時に学べる
・解いた後にもノートで反復練習できる
こちらはただ漢字を学ぶだけでなく、
「熟語」として学ぶことができます。
また対義語や類義語もあわせて
練習できるようになっているので、
語彙が自然と増える形になっています。
また、覚えた漢字を「文」として
使うことで、実際にどのように
使われるのかを体感することができます。
さらに一通り解き終わった後も
「熟語」の部分だけノートに
書き写すようにしていけば、
漢字の繰り返し練習でも利用できます。
これ1冊をやれば、
国語に必要な基礎力をバランスよく
身につけることができるので
もし1冊選ぶとすればこちらになります。
注意点は「やや難易度が高い」点です。
勉強が苦手なお子様だとなかなか進みません。
なので、最初は少し下の学年からスタート
していくのがいいと思います。
次におすすめなのが
「出口式 はじめての論理国語」です。
おすすめポイント
・国語の「基礎力」が学べる
・記述問題の「解き方」が学べる
・「スモールステップ」式になっている
漢字と並行して行いたいのが、
こちらの「論理国語」になります。
国語を学ぶ上で身につけておきたい
「文法」「具体・抽象」「比喩」
といった技法を、
問題を解きながら学ぶことができます。
また、後半部分には「記述問題」が
控えています。
ただ問題を解いて答えを出すのではなく、
「なぜそのような考えになったのか」
という、自分なりの理由を考えさせる
問題が掲載されています。
高校、大学入試、あるいは社会に出たとしても、
これからの社会は
「自分の考えを、論理立てて話す」
能力が問われていくことになると思います。
そうした力を養う上で、
こちらはいい問題集だと思います。
とりあえずこれらの2冊を進めていただき、
「もう少し実践的な練習がしたい」
ということであれば、
を解いていただくといいかな、と思います。
「出口先生シリーズ」以外ですと、
「ふくしま式」がおすすめです。
個人的には、漢字以外は
「ふくしま式」を極めておけば
小学生のうちは十分だと思います。
ただ、こちらはかなり難易度が高く、
「明確な答えが出ない(何通りも答えがある)」
ため、
子供たちのとっつきはあまりよくないです。
とてもいい問題集なのですが、
「解く生徒を選ぶ問題集」と言えるかな、
と思います。
繰り返しになりますが、
「国語」は中学になると勉強する時間が
あまり取れないため、
小学生のうちにどれだけ鍛えられるかが
大事になってきます。
今回紹介した問題集を参考にして
練習しておいていただきたいと思います。
ぜひご覧ください。

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