勉強は「質」か「量」か?
2021/5/24
最近、このような意見を耳にしました。
「『効率よく稼ぐ方法が知りたい』というが、
そのような考え方ではいつまでたっても
稼げるようにならない。」
「もし『効率良く稼げる方法がありますよ』
と言っている人がいれば、
それは『詐欺師』の言葉に近い。」
「まずは『量』をこなす。
量をこなし、試行錯誤をしていく中で
自分なりの『効率のよいやり方』を
編み出していくことができる。」
これは、「仕事に対する姿勢」についての
言葉ですが、
これはそのまま勉強にも当てはまるな、
と思いました。
たまに「塾に通っていれば何とかなる」
と考えてしまう生徒さんがいます。
「塾に行っているんだから、
あとは何もやらなくてもいいでしょう」
そういう態度をとっていて困る。
そのような保護者様の声を聞くことがあります。
そうした場合、すぐにその生徒と話します。
「あのさ、『塾に来れば何とかなる』と
思っているかもしれないけど、それは甘いよ。」
「塾に来て勉強する時間なんて、
1週間でせいぜい4時間。
1週間は168時間あるけど、
その中で4時間努力しただけで
勉強できるようになると思う?」
「もし、部活で
『おれ、練習しなくても本番できるから余裕』
って言って練習しない人がいたら、どう思う?」
このような形で問いかけます。
塾に「効率のよい勉強法」を
求めてくるご家庭もあるかもしれません。
ですが、うちの塾では
「正しい勉強法」は指導できますが、
「効率のよい勉強法」は指導できません。
というか、そのようなものはないと思います。
むしろ、勉強をやりたがらない生徒たちに
「いかに勉強をする方向に持っていくか」
その点に力を入れるようにしています。
勉強が苦手な生徒ほど、
楽をしようとしがちです。
ですが、もし仮に楽をして成果を出したとして、
その子に一体何が残るのでしょうか?
その時のテスト結果がよかった。
それだけのように思います。
まずは「量」をこなす。
その中で自分なりの「コツ」をつかんでいく。
このようにして結果を残すことが出来た生徒は
勉強以外の面でも努力することが
できるようになるのではないか。
そう思っています。
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