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算数

中学校への準備期間

2021/11/25

小学6年生は、小学校の勉強内容がだいぶ終わりに近づいてきました。

中学に入学するまで今から4ヶ月ほどあります。この期間はとても重要です。

まず「分数・小数」

中学に入学するまでに、まずやっておいてほしいことは「算数の復習」です。

特に「分数・小数の計算」は練習して下さい。

分数、小数の計算力がないお子さんが毎年数多くいます。そのため、中学に入ってから数学、理科で苦労しています。

特に小5以降で習う「小数のわり算」「分数の四則計算」はしっかり練習して下さい。

公式も覚えておく

次に「公式」を覚えているか、確認して下さい。

・三角形、平行四辺形、台形、ひし形の面積
・円周の長さ、円の面積
・「速さ」「割合」

これらの公式は、中学でよく使います。特に「円周」「円の面積」の公式はあやふやになっている子が多いので、しっかりと覚えておいて下さい。

余裕があれば「単位量」「比」をやる

算数が得意なお子さんであれば、計算は問題ないと思います。そのようなお子さんは、「単位量」「比」を使った文章題に慣れておくといいです。

これらの単元は、小学校であまりくわしくやりません。ですが、本質的な部分まで理解しておくと、中学の勉強、特に「理科」の計算問題を解く時にラクになります。

なので、この2つの単元はぜひ練習しておいて下さい。

国語は「漢字」

国語は「漢字」を復習して下さい。

中学になると、自分で教科書、解説などを読んで理解していく機会が増えます。

その時に漢字が読めないと、何を言っているのかがきちんと理解出来ません。

漢字が読めないデメリットは全教科に影響します。なので、漢字は1つでも多く覚えておくといいです。

読書のススメ

あと国語でやっておいてほしいことは、「読書」です。

「読書」をするかしないかで、読解力にはかなりの差が出ます。

またさきほども述べましたが、中学では自分で教科書や解説を読んで理解しながら進めていくことが多くなります。

その時に読解力がないと、「意味がわからない」という部分が増えてしまいます。

これも全教科に影響することなので、読書を通して「読む」ということに慣れておいてほしいです。

英語、英語、英語!

そして、一番準備をしておいてほしいのが「英語」です。

今年から中学校の教科書が変わり、「小学校である程度英語を習っている」前提の教科書となっています。

ですが、実際には小学校の英語は、生徒に苦手意識をつけないための「娯楽」的要素が強いです。

そのため、単語や文が「書けない」「読めない」状態のまま中学に進学することになります。

今年の中学1年生を見ていると、「小学校の時に塾などで英語を習っていた生徒」と「そうでない生徒」との実力差が、これまで以上に感じられました。

今までは中学から英語の勉強を始めても、十分ついていくことができました。

ですが、これからは小学生の段階で、ある程度意識して準備をしておかないと、中学の最初の授業からついていけなくなります。

「英単語を1つでも多く覚える」
「一般動詞までの英文法を覚える」

ようにしておくと、スムーズに授業に入っていけますので、ぜひ練習をしておくようにして下さい。

小6生にも大事な期間

この時期、塾としてはどうしても受験生に気を取られがちですが、実は小学6年生にとってもとても大事な期間です。

今から準備をしていくことで、中学の勉強につまづくことのないようにしていってほしいと思います。

☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。

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