小学生の指導熱
2022/1/13
年末から、小学生の生徒に関する問い合わせ、入塾が増えています。
また、小5以下のお子様に対する問い合わせが多いです。
これまでは、小学生の生徒さんというと、「小6」になってから、しかも中学入学が近づいてきたタイミングで、問い合わせが増えてくる印象でした。
ですが、今年はそれよりも早いタイミングで、かつ小さい学年での問い合わせが多いように感じています。
教科書の難易度が上がった
理由は色々あると思います。
1つは「小学校の教科書内容が難しくなった」ということがあります。
小学校で取り扱っている内容が難しい
↓
テストの点数がよくない
↓
心配して問い合わせ
このような流れがあるように思います。
学校の宿題がない
2つ目の理由は、「学校の宿題が出されないケースが増えている」という点が挙げられます。
学習指導要領が変わり、学校から積極的に宿題を出される機会が減っています。
安曇野市の小学校の宿題状況は、「クラスごとで対応が違う」という感じです。
指導要領にそって、「自主学習」を進めている先生もいれば、従来どおりに宿題を出している先生もいる。
各クラスの担任の先生の裁量に任されているようです。
「自主学習」といっても、生徒たちは何をやったらいいのかわからない。
↓
そのため、何もしないで家で遊んでばかりいる子が増えている。
そうした状況に、危機感を覚えた保護者様が、塾に問い合わせをされているように感じます。
保護者様の教育熱の高さ
あとは「熱心な保護者様が増えた」ということもあります。
「後になって困らないように、早めに手を打っておく」
こうした考えのもと、問い合わせをされる保護者様も増えているように思います。
「現状把握」が重要
中学生を指導していて感じるのは、
「小学校の内容、特に算数が身についていない生徒が多い」
ということです。
中学で小学校の算数を教えている時間はありません。
なので、「いかに小学生のうちにしっかりと身につけておくか」が大事になってきます。
「全員、塾に通ってください」と言いたいわけではありません。
ただ、「小さいうちからお子様の学習状況をきちんと把握しておく」ということは大事だと思います。
中学になって、高校入試が近くなって、初めてあわてて何とかしようとする。
それではちょっと遅すぎるかな…、という気がします。
小学生のお子様がいらっしゃるご家庭の方は、ぜひ一度、お子様の学習状況を確認されることをおすすめします。
※小学6年生を対象に、「中学準備講座」を実施しています。気になる方がいらっしゃれば、ぜひ一度お問い合わせください。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。