算数に必要なのは「〇〇力」
2022/7/27
算数や数学が苦手な生徒は多いです。
ですが、「算数・数学が苦手な子」に教えていて感じるのは
「算数や数学が苦手、というよりも、『国語力がない』」
ということです。
どれだけ説明しても
以前、「家でほとんど勉強をしたことがない」という小学生を、体験授業で見たことがあります。
「分数の約分ができない」ということだったので、分数の約分のやり方を説明しました。
「4/8」を約分する時に
「上の数4と下の数8を、同じ数4でわってみてごらん」
という説明をしました。
ですが、この生徒にはその言葉の意味がわからないようでした。
「分子・分母」という言葉を使ってもわからないと思ったので、「上の数」「下の数」という風に表現しました。それでもわからない。
「これ以上、どうやって説明すればいいんだろう…」
と思ったことがあります。
「算数や数学を苦手にする子」は、
「算数や数学が苦手」
というよりも、
「算数や数学で言っている『説明の意味がわからない』」
ということの方が、圧倒的に多い気がします。
国語力は、すべての教科の基盤となる
特に小学生の場合、算数と国語、両方苦手な場合は、まずは「国語」から取り組む方がいいです。
「国語」がわからないと、「算数」もわからなくなるからです。
国語は、すべての教科の基盤となる教科です。
ですが、中学に入ってから国語を鍛えようとしても、かなり難しい面があります。
小学生の、時間に余裕があるうちに、みっちりと国語の練習をしておく。
それによって、算数の力もあわせてついていくようになります。
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