「速さ」と「割合」をチェックしておこう!
2022/12/22
小学6年生は、だいたい学校で習う内容が終わりに近づいてきました。
時間的に余裕がある今の時期に、
「小学校の算数」
の復習をしておいてほしいと思います。
「ある程度出来ているから大丈夫」
というお子様も
「速さ」「割合」
の単元は、復習しておくことをオススメします。
小5で習う内容だが
「速さ」「割合」は小学5年生で習う内容です。
ですが、ここがしっかりと身についている生徒は「ほとんどいない」というのが現状です。
「算数は得意なので、あまり心配していません」
という6年生のお子様に、試しに「速さ」「割合」の問題を解かせてみます。
すると、ほとんど解けずにショックを受ける。
こうしたことが、毎年のように起きています。
ある程度算数が得意なお子様は、基本的な問題は出来ます。
公式に当てはめれば解ける。
このくらいの難易度の問題であれば、大丈夫です。
ですが、ちょっとひねった問題になると、途端に対応できなくなります。
チェック方法
「速さ」「割合」がきちんと身についているかは、簡単に確認できます。
「速さ」であれば、
「時速60kmで15分進んだ時の道のりは?」
「割合」であれば
「500円の20%はいくら?」
この2つの質問に瞬時に正確に答えられれば、問題ないといえます。
ですが、答えられない生徒がほとんどだと思います。
基本は習っているが
「小学5年生の算数」は、教えることが多すぎます。
そのため、小学校では「基本的な内容を一通りさらう」だけで精一杯となっているのが現状です。
ですが、それだけでは「中学の数学」に対応することができません。
「速さ」「割合」がきちんと身についていないと、中1の2学期、「一次方程式」の文章題で確実につまづきます。
ここがきちんと理解できるかどうかで、ある程度、高校の進路の展望も見えてきます。
深志、県ヶ丘、蟻ヶ崎といった上位高校を狙うのであれば、この部分でつまづきたくないところです。
「速さ」「割合」に関しては、
「公式を当てはめれば解ける」
問題だけでなく、もう少し踏み込んだ内容のところまで確認しておいた方がいいです。
ご家庭で対策を
おすすめの問題集は
です。
※「小学5年生」版を買うのが大事
こちらに「速さ」「割合」の文章題が載っています。
こちらに掲載されている問題を繰り返し練習するといいです。
ただ機械的に解くのではなく、
「なぜそのような解き方になるのか?」
をじっくり考えながら解けると、なおいいです。
「速さ」「割合」に関しては、公式だけで満足せず、さらに踏み込んで勉強しておくようにしましょう。
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