浮世絵を見に行く
2023/2/6
先週「碌山美術館」に行った際に、こちらのチラシを見つけました。
「戦国好き」の自分としては、たまらない企画です。
「日本浮世絵博物館」とあったので、「東京にあるのかな…」と思ったのですが、調べてみたら、なんと松本にあるではありませんか!
しかも、車で20分くらいのところ。これは行くしかありません。
ということで、早速見学に行ってきました。
日本浮世絵博物館
建物の外観はこんな感じです。
入場券。武田信玄像。いい面構えです。
館内には、「木曽義仲」「川中島の戦い」といった、長野県を舞台に活躍した武将の絵が飾られていました。
つい先日、「木曽義仲を巡る旅」をしていたので、「ここでも木曽義仲と会ったか~」と、さらに親近感が湧きました。
と同時に、「巴御前」についての浮世絵も何点かあり、その人気の高さをうかがい知ることができました。
絵が苦手な自分ではありますが、
「こういう浮世絵が描けたら、楽しいだろうな」
ということを思いました。
また、
「いつか金持ちになったら、買ってみたいな」
とも思いました。
素晴らしい浮世絵がいっぱいあるのですが、見学している人がほとんどいないのが残念でした。
歴史好きの人は、是非足を運んで見学してほしいと思います。
松本市歴史の里
浮世絵を見て大満足で帰ろうと思ったのですが、美術館の隣に「松本市歴史の里」という看板が。
どのようなものがあるのか見てみると
「旧松本地方裁判所」「木下尚江の生家」
などなど、興味を惹かれる内容。
せっかくなので、隣の「松本市歴史の里」もあわせて見学してきました。
旧松本地方裁判所の建物。松本城の近くにあった建物を移転したとのこと。
中は当時の面影がそのまま残されておりました。
古い木造建築の雰囲気は、我が母校「松本深志高校」の雰囲気とちょっと似ている感じがしました。
こちらは「旧松本少年刑務所の独居房舎です。
映画で出てきそうな雰囲気の独居房。
子どもたちに「悪いことをしたら、こういう所に入るんだよ」という教育をするには、いい施設のような気がします。
旧昭和興業製糸場。長野県は生糸の一大産地でした。生糸で財を成した一族が、その後、松本の経済を牽引しました。
その当時の歴史を感じさせる施設です。平成7年まで稼働していたとのこと。
映画「あゝ野麦峠」の看板。
「エンギザ」「鶴林堂書店」という文字を見て、懐かしく思った方は「昭和の人」です。
非常に興味深い展示が多かったです。ただ、こちらも屋外の展示なので、寒かった…。
暖かい季節に、また訪れてじっくりと見学してみたいな、と思いました。
近くに興味深い美術館、博物館がたくさんあることを、改めて思いました。
まだまだ勉強しなくては。
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