連休中の宿題と、生徒の言い訳
2023/5/15
ゴールデンウィーク中、塾は1週間休みでした。
1週間休みになると、普段の授業間隔よりも「倍の期間」空くことになります。
なので、生徒たちには「いつもの倍」の量の宿題を出していました。
「1週間かけてやっている量の倍だから、2週間あれば大丈夫だよね」
と言いながら。
で、連休明け。
生徒によって、「宿題」への対応はまちまちでした。
がんばってやり切った生徒
正直
「2週間あるからといって、きちんと宿題をやってくる生徒は、そんなにいないだろうな」
と思っていました。
子供たちにとっても、連休は「お休み」です。
その休みの期間に、きちんと勉強できる生徒は、そんなにいないだろう。
そう思っていました。
ただ、こちらが思っていたよりも、宿題を終わらせてきた生徒が多かったです。
「よく頑張ったな~」
と感心しました。
きちんと終わらせられた生徒は、自信を持って、引き続き夏休みまで、頑張ってほしいな、と思います。
素直に「自己申告」
さて、問題は
「宿題が終わらなかった」
生徒たちです。
この子たちが、どのような対応をするのか。その「言い訳」に注目していました。
まず、一番多かったのは
「できませんでした」
「終わりませんでした」
と素直に自己申告した生徒たちです。
基本、宿題に関しては
「出来なかった場合は、素直に言う」
ようにしていれば、私はあまり追求しません。
長く通っている生徒は、そうした私の性格を知っているので、素直に「できませんでした。」ということが多かったです。
こちらとしても
「宿題をある程度出しておけば、少しくらいは勉強するだろう。」
「宿題を出しておけば、連休間際になれば、少しは勉強するだろう」
くらいの感覚で出しています。
なので、
「全部は終わっていなくても、少しでも勉強に手をつけてあればいいかな」
と思っていました。
「できませんでした。」と自己申告してきた生徒は、ある程度、宿題を進めてありました。
なので、こちらの目的は十分満たされたので、特にあれこれいいませんでした。
あれこれとした「言い訳」には…
素直に「できませんでした。」と言う生徒がいる一方で、一生懸命「言い訳」をする生徒もいました。
まだ塾に通い始めたばかりの生徒が多かったです。
「言い訳」をしてくると、性格の悪い私は、ついつい追求したくなります。
「なぜできなかったの?」
「連休中、まったく時間がなかったの?」
「ちょっとは時間があったでしょう」
などなど。
こうした追求に対して、「なるほど!」と思えるような言い訳ができれば、
「論理的思考力がある」
と判断して、納得しようと思っているのですが、実際にそんなにしっかりとした言い訳ができる生徒はいません。
そうなると、ますます追求してしまいます。
生徒からすれば
「めんどくさいな…」
と思うかもしれませんが、言い訳をする生徒には、ついつい意地悪く対応をしてしまいます。
というのも、
「なんとかしてごまかそう」
とする、その考え方が、あまり好きではないからです。
できなかったら、「できませんでした」と素直に言う。
「素直に報告する」。
そうしたクセをつけておけば、大人になってからも困らないかな。
そう思っていますので、忘れたら素直に自己申告するように指導しています。
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