倍率発表(令和6年変更前)
2024/2/22
倍率発表
令和6年度の長野県公立高校入試の後期選抜の倍率が発表になりました。
※詳細についてはこちら
まだこの倍率は「確定」ではありません。
今回の倍率を見て、来週の志願変更期間を経て、確定となります。
ですが、ここ数年の動きを見ていると、ほとんどの生徒が変更しない。変更があったとしても、数名程度。
そのように記憶しているので、おそらく今年も、今回の倍率からそれほど動きはないのではないか。
そう予想しています。
松本深志の倍率
具体的に「気になる高校」の倍率を見ていきます。
まず「松本深志」。
現在の倍率が「1.08倍」。
昨年の最終倍率が「1.13倍」だったので、今年の方が少し倍率が低めです。
「例年通り」とも言えるので、数人程度の変更にとどまると思います。
松本県ヶ丘の倍率
次に「松本県ヶ丘」。
普通科が「1.01倍」(1.14)
探究科が「2.94倍」
※カッコ内は「探究科の不合格者が普通科に流れた場合」を含めた倍率
昨年の最終倍率は
普通科が「1.06倍」(1.17)
探究科が「2.44倍」
だったので、普通科は低め、探究科は「高め」となっています。
普通科の倍率が低く見えるので、「深志」「探究科」からどのくらい動くか、ということになるかと思います。
ですが、個人的には「それほど動かない」と予想しています。
松本蟻ヶ崎の倍率
次に「松本蟻ヶ崎」。
現在の倍率が「1.21倍」。
昨年の最終倍率が「1.19倍」なので、少し高め。
深志や県ヶ丘と比べても高いですが、蟻ヶ崎は毎年「1.2倍」くらいの倍率になるので、「例年通り」と言っていいかな、と思います。
蟻ヶ崎の変更先の「美須々」の倍率も高いので、おそらく倍率はこのまま、もしくは少し上がるかもしれないと予想します。
松本美須々ヶ丘の倍率
次に「松本美須々ヶ丘」。
現在の倍率が「1.16倍」。
昨年の最終倍率が「1.14倍」なので、昨年並みです。
同じくらいの偏差値帯である「大町岳陽」の学究科が定員割れになっています。
なので、そちらに動く人がいるかどうか、という点が気になります。
豊科の倍率
最後に「豊科」。
現在の倍率が「1.03倍」。
昨年の最終倍率が「1.09倍」なので、少し低めの倍率です。
美須々からの移動がどのくらいあるかによって、倍率の高さが変わる、という感じになるかと思います。
その他の高校
その他の高校で気になる高校は、
塩尻志学館の「1.35倍」
南安曇農業の「全コース定員以上」
(グリーン「1.25倍」、環境「1.05倍」、生物「1.10倍」)
です。
志学館の方は動きがあるような気がしますが、南農の方は、あまり動かず、このままの倍率でいくような気がします。
残り2週間、大事なことは
後期選抜まで残り2週間を切りました。
倍率も発表され、「いよいよ」という感じです。
受験生の皆さんも、気合の入った充実したような、不安を抱えて心細そうな、なんとも言えない表情をしています。
周りで支える保護者の皆様も、不安がピークに達していることと思います。
ここまできたら、周りのご家族も、「腹をくくって」お子様を支える、という姿勢が一番大事です。
いちばん大事なのは「健康」です。
ここへ来て、暑かったり寒かったり、不安定な気候が続いています。
体調を崩さないように、受験生はもちろんのこと、ご家族の皆様も十分にお気をつけ下さい。
次に「生活リズムを整える」ことです。
まだ「夜遅くまで」勉強している、ということはないでしょうか。
明日から3連休となります。
「朝寝坊しやすい」危険な期間となります。連休中も規則正しい生活を心がけ、生活リズムを崩さないようにしてほしいです。
そして、受験生の皆さんは
「目の前の問題、1問1問に集中する」
こと。
今から「急激に成長する」ということは、ほぼありません。
ここから先は、
「本番にベストの状態で臨めるように、整えていく」
ことが重要です。
今まで解いてきた問題を中心に、もう一度確認していくようにしましょう。
その時、
「漢字の間違いはないか」
「計算ミスをしていないか」
「問題の読み間違えをしていないか」
といった、「ちょっとしたところ」を間違えていないか、という点を心がけて確認するようにしましょう。
最終的には、このような「ちょっとしたところ」で差がつきます。
ミスをなくして1つ1つ確実にものにしていく。
その積み重ねの先に「合格」が待っています。
あと少し、体調には気をつけて、万全の体制で受験に挑めるように、願っています。
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