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なが模試の結果を見て

2024/4/22

第1回なが模試の結果

先日行われた、「第1回なが模試」の結果が返ってきました。

新中学3年生が初めて受ける模試。

「どんな結果になるかな?」

と、期待半分、不安半分でした。

返ってきた成績表を見たら、

「だいたい予想通り」

という結果になりました。

今回は、生徒の結果を見て感じたことをまとめます。

「理科」が不安定

まずいちばん感じたのは「理科」の不安定さです。

4教科はそれほど悪くなかったのに、理科で大きく足を引っ張り、結果が伸び悩んだ生徒が数名いました。

定期テストはなんとかなったとしても、時間が経って、前にやった内容を、すっかり忘れてしまっている。

そうした傾向が見えました。

まずは基本的な部分についてしっかりと復習し、思い出していく必要があるのかな、ということを感じました。

「数学」は明暗分かれる

次に「数学」で、大きく明暗が分かれました。

得意な生徒はきちんと取れていましたが、逆に苦手とする生徒はイマイチでした。

また、定期テストではそれほど悪くなかった生徒も、模試の結果はよくなかった、という生徒もいました。

数学ができていなかった生徒は、理科もできていなかったことが多かったです。

これは結局

「なぜ、そのようになるのか」

という本質的な理解がしっかりとできていないからだと思われます。

定期テストに関しては、解き方を「覚えて」おけばなんとかなりました。

ですが、模試のような

「どのような問題が出るのか予測できない」

場合には、本質的な理解ができていないと、問題が解けません。

理科や数学を「暗記」に頼って解いていた人たちは、これからきつくなっていくと思います。

ただ覚えるだけでなく

「なぜそのようになるのか」

という点を意識しながら、問題演習をしてほしいと思います。

英語は実力差ハッキリ

今回の模試で一番難しかったのは「英語」だったようです。

平均点が一番低かったです。

生徒に聞いても、難しかった教科として「英語」を挙げる生徒が多かったです。

その感覚は間違っていなかったと思います。

ただ、「偏差値」という面で見ると、英語の実力がある生徒は、模試でもきちんとした結果を残せていました。

逆に、英語で定期テストの点数が取れない生徒は、模試の結果もよくありませんでした。

難しい問題が出ても、実力のある生徒は、安定して結果を残すことができる。

英語は、「差がハッキリと出る教科」ということが、改めて感じられました。

ここからどれだけ上げられるか

模試では「志望校判定」が出ます。

今回生徒が書いた志望校を見ていると、だいたいが「高め」の学校を書いていました。

なので、結果は当然厳しい結果となった生徒が多いです。

この結果を受けて、1年間どのように過ごしていくか。

大事なのは、結果ではなく「過程」です。

今回の模試を、これからの自分の勉強につなげるきっかけにしてほしい。

そう思っています。

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