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天下分け目の
2024/5/9
最終日、関ヶ原
全国城巡り最終日。
※1日目の様子はこちら
※2日目の様子はこちら
※3日目の様子はこちら
最終日は、大垣から少し移動してこちら。
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「関ヶ原」に行ってきました。
戦国好きの「聖地」とも言える関ヶ原。
一番好きな時代劇も「関ヶ原」。
100名城巡りからは外れますが、今回どうしても関ヶ原への思いが止まず、訪ねてきました。
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関ヶ原古戦場記念館。
駅から10分くらいのところにあります。
まずはこちらで関ヶ原の戦いについての情報収集を行うのが基本です。
はやる気持ちを抑えきれず、開館1時間前に到着してしまいました。
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「信長の野望」などのイラストを手掛けられている、長野剛さんの作品。
気になる武将を写真に収めたわけですが、こうしてみると自分は「西軍」びいきなのかな、と思いました。
この他にも様々な展示物があります。
写真禁止のところが多いので、興味のある方は、是非足を運んでいただき、直接ご覧いただければと思います。
古戦場巡り
この日はあいにくの雨模様。
館内の見学を終え、少し早めの昼食を取ったのですが、天候が回復する様子はなし。
雨風が強く、かなり迷いましたが、意を決して、「関ヶ原古戦場めぐり」を敢行しました。
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「決戦地」。
広大な田んぼの中に、ぽつんと現れる感じです。
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「島左近陣地」。
主君石田三成のそばに控える形で、笹尾山のふもとに陣取っています。
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「石田三成陣地」。
島左近の陣地から、笹尾山を登ったところにあります。
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笹尾山から望む、関ヶ原一帯。
この景色を眺めながら、
「石田三成は刻々と変化する戦況を、どのような気持ちで眺めていたのだろう」
と、物思いにふけました。
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「島津義弘陣地」。
関ヶ原の戦いにはほとんど参戦しませんでしたが、「島津の退き口」でその名を天下に轟かせた島津軍。
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「開戦地」。
こちらも山のふもとにぽつんと現れる感じです。
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「小西行長陣地」。
石田三成、安国寺恵瓊とともに斬首された小西行長。
キリシタン大名だったので、自害せずに処刑される道を選んだと言われています。
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「宇喜多秀家陣地」。
少し山の中、神社の脇にあります。
関ヶ原の戦いの敗戦後、八丈島に流された宇喜多秀家。
早く記念館に着きすぎたため、手持ち無沙汰にしていた自分に、地元のガイドのおじいさんが話しかけてくれました。
その際に、
「八丈島の教育委員会の方が、昨日からお見えになっているんですよ。」
と教えてくれました。
「なぜ八丈島?」
と思ったのですが、
「そうか、宇喜多秀家の縁か」
と思いました。
数百年の時を経て、今でも交流が続いていることに、歴史の重みを感じました。
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「大谷吉継・湯浅五助の墓」。
今回の関ヶ原訪問で、最も行きたかったところです。
「関ヶ原の戦いに参加した武将で、一番好きな武将を挙げろ」
と言われたら迷わず「大谷吉継」を挙げます。
先程のガイドさんと話した際に、
「今日は大谷吉継・湯浅五助のお墓を見に来ました。」
とお伝えすると、
「大谷吉継のファンの方は多いですね」
「地元の方が、(お墓を)綺麗に管理されていますよ」
と教えてくれました。
秀吉に「100万の兵を指揮させたい」と言わしめた大谷吉継。
ハンセン病にかかってしまい、その才能を存分に発揮することができませんでした。
ですが、「石田三成との友情」の話は、胸を打つものがあります。
詳しくはTBS時代劇「関ヶ原」Disc2「さらば友よ」をご覧下さい。
また、配下の湯浅五助のエピソードも好きなのですが、長くなりすぎるのでこの辺で。
気になる方は調べてみて下さい。
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「大谷吉継陣地」と、そこから望む松尾山。
小早川秀秋の様子を、吉継はどのような思いで眺めていたのでしょうか。
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「福島正則陣地」。
関ヶ原の戦いでは勝利した福島正則も、晩年は失脚。
最後は長野県の小布施の辺りで、その生涯を終えました。
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「京極高知・藤堂高虎陣地」。
関ヶ原中学校の真向かいにあります。
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「本多忠勝陣地」。
住宅地の中、民家のすぐ脇にあります。
「雨ザーザー、風ビュービュー」の中、小さい折りたたみ傘1つで歩き回ったのですが、気づいたら2時間ほど経っていました。
旅の最後、非常にいい経験ができたと思います。
この経験を、生徒たちには話していこうと思っています。
「歴史を学んでおくと、こういう楽しみがあるよ」と。
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