反復練習
2024/5/24
同じ間違えを…
テスト前になると「確認テスト」を実施します。
生徒の解いた解答をチェックしていると、目につくのが
「英語の三単現の間違え」
です。
本当によく間違えています。
英語が苦手な子に限らず、英語がある程度できる生徒であっても、ここで間違えています。
間違えるたびに
「三単現の『s』に気をつけるように」
と、生徒には指摘します。
それでも間違えます。
自分で「気づく」しかない
こうしたやり取りを繰り返すたびに
「結局、自分で気づかない限り、できるようにはならないんだよな」
と思います。
どれだけ周りが間違えを指摘をしようが、最後は問題を解く本人がどれだけ「意識」することができるか。
そして、自分自身で「意識」できるようになるには、結局「反復練習」しかないと思います。
私自身も、三単現の間違えをしなくなるまで、繰り返し練習した記憶があります。
問題を解いて、三単現の「s」のつけ忘れに気づくたびに、
「主語が『he』の時は気をつけないとな」
「日本語が『です』『ます』の時は、三単現に気をつけないとな」
などなど、自分なりの「チェックポイント」のようなものができて、三単現の間違えをしなくなっていきました。
自分で気づくようになるには「反復練習」を重ねるしかない。
そう思います。
直すのは「自分自身」
たまに、
「できないなら先生に聞け」
という保護者の方がいます。
ですが、そうした生徒の場合、そもそもの「反復練習」が足りていないことが多い。
例えば、基本的な計算ができない。
これについては、こちらでどれだけ「教え」ようとも、生徒ができるようにはなりません。
むしろ、こちらで必死に教えようとすればするほど、生徒は自分で考えず「わかった」気になって終わります。
聞く前に、まずは自分で練習する。
繰り返し練習していく中で、自分なりの「気づき」というものが出てきます。
そうした時に、できなかったことが「できる」ようになるのだと思います。
うちの塾では、安易に「教える」ことはしません。
「考えていないな」
「サボろうとしているな」
そう感じたら、
「自分で調べなさい」
「解答を見て確認しなさい」
という風に指示します。
間違えを直すのは「自分自身」です。
そして、そのためには「反復練習」しかありません。
生徒たちには、ラクをせず、地道に練習する習慣を身につけてほしいと思います。
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