令和6年度長野県公立高校入試の平均点について
2024/6/14
今年の入試の平均点発表
令和6年度の長野県公立高校入試の平均点が発表になりました。
まだ長野県教育委員会のHPには出ておりませんが、「信濃毎日新聞」には掲載されていました。
新聞によると、今年の結果は以下の通りです。
国語54.9点(△0.8点)
社会61.7点(+4.8点)
数学49.0点(△2.1点)
理科49.2点(△5.1点)
英語59.1点(+14.1点)
合計273.9点(+10.9点)
予想と比較してみる
以前のブログで、私が予想した点数と比較してみると
国語:50~55点(54.9)
社会:65~70点(61.7)
数学:45~50点(49.0)
理科:60~65点(49.2)
英語:55~60点(59.1)
合計:275~300点(273.9)
※カッコ内が実際の点数
という結果になりました。
理科の予想は大幅に外しましたが、それ以外の結果は、だいたい予想通りと言っていいかな、と思っています。
新聞の記事タイトルにもなっていましたが、やはり今年の入試は
「英語が簡単だった」
というのが一番の特徴だったように思います。
それ以外の4教科は、「前年比±5点」という結果でした。
なので、全体的に見れば、今年の入試の難易度は「昨年並」と言っていいと思います。
「250~270点」くらいが平均点となる高校入試が、今後も続くのではないかと予想しています。
普段受けている「総合テスト」とほぼ同じくらいの難易度、あるいは少し解きやすい問題が、本番では出る、とも言えると思います。
「文系科目」がポイント
そして、今回の入試結果を「平均点の低い順」に並べてみると
数学(49.0)→理科(49.2)→国語(54.9)→英語(59.1)→社会(61.7)
となります。
「理系科目の点数が低く、文系科目の点数が高い」
というのが、如実にわかる結果となっています。
この傾向は、今年だけでなく、ずっと以前からも続いています。
総合テストでも、こうした傾向となる中学校が多いです。
その意味では、
「いかに文系科目で安定的に点数を取れるようにしていくか」
ということが、今後も重要なカギになっていくと思います。
その中でも「英語」です。
特に「松本三校」に合格する生徒は、ほぼ英語で点数を外すことはありません。
今年のうちの受験生の結果を見ても、松本三校に合格した生徒の英語の点数は90点前後に集中しています。
「いかに英語を得意科目としていくか」
これが、高校入試攻略の「最大のポイント」と言えるでしょう。
※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから