大学合格実績検証① 長野VS松本深志(2024)
2024/6/24
「いい高校かどうか」の指標の一つとして、「大学合格実績」というのは、間違いなく評価ポイントの上位に来ると思います。
そこで、気になる高校の「大学合格実績」をまとめてみようと思います。
まずは長野県の2トップ
「長野高校」
「松本深志高校」
を比較します。
なお、これから挙げる数字はすべて、
の数字となります。
詳細については、各高校のHPにてご確認ください。
東大・京大・国公立大医学部医学科
まずは「最難関」と言われる
「東大・京大・国公立大医学部医学科」
の合格者数です。
東大:長野2 深志4
京大:長野3 深志2
医学部医学科:長野12 深志16
例年、
「東大・京大は長野、医学部医学科は深志」
でトップを分け合っていたのですが、今年は僅差ながら、いずれも深志が勝利。
長野高校の結果が振るわなかったことが原因ですが、今年の結果に限れば、県内No.1の座は「深志」と言ってもいいのではないでしょうか。
これが一過性のものなのか、来年以降も続くのか。今から楽しみです。
旧帝大+一橋大・東工大・神戸大
次は東大・京大を除く旧帝大と、一橋大、東工大、神戸大の合格者数です。
北海道大:長野2 深志6
東北大:長野19 深志12
名古屋大:長野4 深志8
大阪大:長野2 深志3
九州大:長野0 深志3
東京工業大:長野1 深志1
一橋大:長野5 深志1
神戸大:長野2 深志2
主な国公立大
次に、主な国公立大です。
信州大:長野27 深志43
筑波大:長野1 深志9
千葉大:長野15 深志9
東京学芸大:長野4 深志3
横浜国立大:長野3 深志4
新潟大:長野5 深志6
富山大:長野9 深志7
金沢大:長野15 深志5
東京外国語大:長野2 深志0
国公立大の結果を見ても、例年は
「長野高校圧勝」
という感じだったのですが、今年は
「接戦(やや深志優勢)」
という印象です。
国公立大に関しては、深志の健闘が目立つ結果となりました。
早慶上理
次に、「最難関私立」と言われている「早稲田」「慶應」「上智」「東京理科」の合格者数です。
早稲田:長野22 松本深志10
慶應:長野9 松本深志6
上智:長野3 松本深志3
東京理科:長野27 松本深志25
GMARCH
次に、「関東の難関私立」と言われる「学習院」「明治」「青山学院」「立教」「中央」「法政」の合格者数です。
学習院:長野6 深志11
明治:長野36 深志26
青山学院:長野28 深志12
立教:長野20 深志22
中央:長野31 深志23
法政:長野57 深志39
関関同立
次に、「関西の難関私立」と言われる「関西学院」「関西」「同志社」「立命館」の合格者数です。
関西学院:長野12 深志12
関西大:長野6 深志8
同志社:長野12 深志10
立命館:長野50 深志54
私立大は、
「関東地方は長野高校優勢、関西地方は互角」
といったところでしょうか。
合格者数TOP3
最後に、「長野高校」「松本深志高校」の、合格者数が多かった3校を挙げようと思います。
「合格者数が多い大学」を見れば、それぞれの高校の傾向が見えるかな、と思ったので、挙げてみます。
長野高校
1位:法政大学 57名
2位:立命館大学 50名
3位:明治大学 36名
松本深志
1位:立命館大学 54名
2位:千葉工業大学 46名
3位:信州大 43名
上位3校の顔ぶれは、長野、深志ともに、昨年と変化なしでした。
以上です。
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