「ミスが減らない」の意味
2024/7/18
「ミスがなくなりません」
生徒や保護者からよく言われることの1つに
「ミスが多い」
というものがあります。
特にテストの振り返りをしていると
「ミスが多かった」
「ミスをして点が取れなかった」
という言葉が並びます。
では、どのようにすれば「ミス」はなくなるのでしょうか。
「ミスをする」の本当の意味
結論から言えば、「ミス」をなくすには
「繰り返し練習する」
しかないと思います。
「ミスをしてしまった」
という生徒や保護者の心理としては
「本当ならばできる実力があったのに、テストの時は、たまたま間違えてしまった」
というニュアンスが感じられます。
ですが、厳しい言い方をすれば、そのような姿勢を取り続ける限り「ミス」はなくならないと思います。
本番で発揮できる力こそが本当の「実力」です。
仮に普段できていたとしても、本番でミスをしているようであれば、本当の意味で「身についていない」と考えるべきです。
そして、本番で実力を発揮するには、日頃から繰り返し練習する。
それしかないと思います。
自分の間違えと正面から向き合う
「ミスをなくすにはどうしたらいいですか」
という言葉を聞くと、
「僕は(私は)、全然反復練習をしていません」
と言っているように、自分には聞こえてきます。
「ミス」という一言で、自分の「努力不足」を棚に上げていては、いつまで経ってもミスはなくなりません。
「ミス」だろうがなんだろうが、間違いは間違い。
「自分の実力不足」として、まずは正面からその事実を受け止める。
そうした謙虚な姿勢を持つことで、初めて「ミス」はなくしていけるのだと思います。
※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから