お問い合わせ

blog

correction

修正能力

2026/10/12

同じように間違える

成長する生徒と、なかなか成長しない生徒。

その違いはどこにあるのか。

いろいろな要素があると思いますが、その一つに、

「修正能力」

があると感じています。

「できる子は、常に間違えない」

というイメージを持たれるかもしれません。

しかし、実際に教えていると、そうではありません。

習ったばかりの内容であれば、できる子も、できない子も、同じように間違えます。

初めて学ぶことなのですから、間違えるのは当然です。

差がつくのは、その後です。

伸びる生徒の動き

できる子は、間違えた時に、

「どこを間違えたのか」
「なぜ間違えたのか」
「どうすればよかったのか」

を自分なりに考え、分析します。

わからなければ質問します。

「答えだけを直して終わり」でとどまらず、自分が納得するところまで突き詰めようとします。

だから、次に同じような問題が出てきた時には、同じ間違いをする可能性が下がります。

伸びない生徒の動き

一方で、なかなか伸びない生徒は、

「間違えた」

という事実だけを受け入れて終わってしまうことが多いです。

赤で答えを書き写す。
○×をつける。

それだけ。

「なぜ間違えたのか」について、突き詰めて考えている様子が見られません。

すると、次に似たような問題が出てきた時に、また同じ間違いをします。

「何がいけなかったのか」

を考える習慣がついていない。

こうした生徒は、同じ間違えを繰り返し続けるので、なかなか成長しません。

自己肯定感が低い

そして、ここでもう一つ、厄介な問題があります。

「できない」を何度も繰り返していると、

「自分は勉強ができない」
「どうせやっても無駄だ」

という気持ちになってしまうことです。

一度こうなってしまうと、さらに修正する意欲がなくなります。

間違えても、

「どうせ自分にはできないから」
「バカだから」

で終わってしまう。

これでは、ますます成長しにくくなります。

「成功体験」が必要

だからこそ、特に勉強が苦手な生徒には、

「小さな成功体験を積ませること」

が重要だと思っています。

間違えた問題を解き直したら、自力で正解できた。

そうした経験を積み重ねていくことで、

「頑張れば、できるようになる」

という感触がつかめてきます。

今の言葉で言えば、「自己肯定感」に近いものなのかもしれません。

この感覚がある生徒は、

「今はできないけれど、やればできるようになる」

と思えるため、少々の間違えではへこたれません。

なので、

「いかに勉強を通じて、子どもたちの『自己肯定感』を上げるか」

が、講師の重要な役目の1つとなってきます。

学年が上がるほど、難しい

ところが、学年が上がれば上がるほど、学習内容は難しくなります。

後になればなるほど、勉強で成功体験を積ませようと思っても、それが難しくなります。

だからこそ、

下の学年のうちに、「やればできる」という感覚を持たせておくこと

が、とても重要だと感じています。

特に勉強が苦手な生徒を教えていると、学力を伸ばすためには、知識を教えること以上に、

「間違いを自分で修正できる子」

に育てることが大切なのではないか。

そう感じています。

※猿田塾へのお問い合わせは、こちら

contact

面談のご要望など、当塾へのお問い合わせはこちらよりお願い申し上げます。後日、当塾よりご記入頂きました電話番号へご連絡いたします。