小6の英語力、至急ご確認を
2021/3/9
後期選抜が終わりました。
受験生は自分の力を
出し切ってくれたことと信じています。
次は現中2年生の番です。
受験までちょうどあと365日。
2年生は今日から受験生です。
1年間、しっかりと準備していって
ほしいと思います。
さて、受験生の準備に気を取られる一方で、
現小学6年生は4月から中学に入学します。
何度も触れてきていますが、
4月からは教科書の内容が変わります。
特に英語は難しくなります。
というわけで、3月に入ってから
小学6年生の生徒に関しては
英語の勉強を始めました。
教科書が変わって今までと何が変わるかというと、
「小学校で取り扱った内容は、
中学ではやらない」
ということだと思います。
「では、どのくらい小学校の授業で
英語が身についているのかな?」
ということで、生徒の1人に小学校の
教科書を持ってきてもらって
チェックしようとしました。
「まずはどのくらい単語が書けるか
チェックしてみよう」
ということで、教科書の後ろに載っている
単語の中からいくつか聞いてみようと
思いました。
「結構難しい単語も習っているんだな…」
と思いつつ、
まずは基本的なところから、ということで
「私は」
「あなたは」
という単語を書くように言いました。
「このくらいの単語は当然書けるよね」
という軽い気持ちで出したのですが、
生徒の手が固まったまま動かない…。
「え、まさか…」
「I」「You」という単語がすぐに
出てくると思っていたのですが、
その後いくら待っても単語が出てこない。
「heとかsheだったら意味がわかるんだけどな~」
とうめいたまま、ついに書くことが
できませんでした。
「マジかよ…」と思いつつ、
「じゃあ、heとsheの意味は?」
と聞いたら、「男」「女」との答え。
う~ん、間違ってはいない気がするけど、
何かちょっと違う…。
「じゃあ、『私は〇〇(生徒の名前)です。』
って書けるかな?」
と言って書いてもらおうと思いましたが、
これも書けない…。
その場で方針転換して、
今の中1教科書を使ってまずは
徹底的に「単語」「文法」を
覚えさせることに決めました。
この生徒、国語や算数に関しては
学校のテストでほぼ90点以上取っている、
いわゆる「できる子」と言っても
いい生徒です。
その生徒でこの体たらく。
正直、目の前が真っ暗になりました。
その後、別の小学校に通う小学6年生と
面談する機会があったのですが、
その時にも同じ質問をしました。
「『私は』『あなたは』って書ける?」
この時の生徒も手が固まったままでした。
ちなみにこの生徒も国語や算数では
あまり苦労している感じではない生徒です。
もし今まで、学校以外で英語の勉強をしていない
小学6年生が今のままで中学に入学したら、
いきなり学校の授業についていけない
生徒が続出すると思われます。
まずはお子様の英語力を確認して下さい。
そして、すぐに準備を始めて下さい。
入学までのこの3月、
1ヶ月の間で準備すれば
まだ何とかなると思います。
至急動いて下さい。
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