県ヶ丘「探究科」の影響？

毎年購入しているサンデー毎日の「大学入試全記録」。

今年も購入しました。

個人的に注目していたのが「信州大学医学部」の合格実績。

というのも、県ヶ丘に探究科ができて

今年は初めての卒業生が出る年だからです。

県ヶ丘が「英語科」から「探究科」に変更し、

理系の生徒を集めるようになったのは

「信州大学医学部の推薦合格者を

出したかったため」

という噂を聞いたことがあります。

自分がチェックを始めたここ数年で見ると、

県ヶ丘から信州大学医学部への合格者は

なかったと記憶しています。

探究科の初めての卒業生が出る今年。

果たしてどのような結果となったのか。

結論から言うと、このような感じです。

信州大学医学部には２名合格しています。

この２名が探究科の生徒かどうか、

また推薦入試による合格者なのか、

正確な情報はわからないのですが、

探究科の卒業生が出る年にあわせて

信州大学医学部の合格者が出ています。

なので、

「大学進学実績においては、

探究科がいい影響を及ぼしている」

と言ってもいいのではないかと思います。

一方、深志を見ると、

例年２０名ほど国公立大医学部の合格者を

出していましたが、今年は１５名。

探究科ができてから言われていたことですが、

数字で見ても、

「これまでは深志に進学していた

優秀な生徒の一部が、

県ヶ丘の探究科に流れている」

ということが言えるのではないかと思います。

こうした結果を見ていると、

県ヶ丘は「戦略的に」優秀な生徒を集め、

確実に実績を上げているように思います。

毎年人気が高いのもうなずけますね。