「気おつける」と書く生徒
2021/9/17
中学生には毎回授業の終わりに、その日の授業の感想を書くようにしてもらっています。
その中で気になっているのが、タイトルにもした、こちらの表現です。
最初のうちは1人、2人だったので、「小学校できちんと身につかなかったのかな?」と思って、「今から直していけばいいや」くらいに思っていました。
ですが、最近は「気おつける」というように感想を書く生徒が増えている印象です。特に中3でこうした表現をしている生徒を見かけると、「まずいな…」という気持ちになります。
高校になると、それほど細かく指導される機会は少なくなると思います。そうすると、「気おつける」が正しい表現と思ったまま大人になる可能性が大です。
誤字というのはけっこう目立ちます。なので、こうした基本的な部分の間違えをしてしまっていると、大人になってから周りの人達にバカにされてしまうのではないか。そう心配しています。
小学校から英語もいいけれども、日本人の基盤となるのは日本語です。日本語の正しい使い方を指導する時間を、せめて小学校のうちはもう少し確保したほうがいいんじゃないか。そうしないと、結局子どもたちが大人になった時に恥をかくことになってしまう。
「気おつける」という感想を書く生徒に、「そうじゃないよ」と指摘するたびにそう思います。
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