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理科

総合テストの「理科」の対処法

2021/9/24

総合テストも2回目が終わりました。結果はポツポツと返ってきていますが、生徒の結果や反省を見ていると「理科」で苦しんでいる生徒が多いかな、という印象を受けます。

理科は数学と並んで、総合テストになると点数を取るのがかなり難しくなる教科です。というのも、理系教科の場合、問題の難易度の上がり方が大きいからです。

総合テスト前までのテストの平均点はだいたい50~60点、というのが一般的です。それが総合テストになると、「30点台」というテストが普通に出てきます。

そうしたテストでも点数が下がらない生徒はいますが、「1・2年の段階でコンスタントに90点以上を取っていた生徒」に限られるという印象です。なので、ほとんどの生徒が下がると考えていいと思います。

テストは難しくなるし、範囲は広くなるし、一体どうすればいいのか…、というのが受験生の本音でしょう。

なので、理科に関してはある程度「メリハリ」をつけて勉強する必要があります。

まず、理科は大きく4つの分野に分けられます。

①物理…光、音、力、電気、運動など
②化学…物質、化学式、イオンなど
③生物…植物、動物、遺伝など
④地学…火山、地震、天気、天体など


そして、「4つの分野からバランスよく出題される」ということが多いです。なので、「25点ずつの配点」というテストが一般的です(例外もあります)。

この中で、一番攻略しやすいのが③生物分野です。他の分野と比べると計算問題が少ないため、問題を繰り返し解いていけば、ある程度安定して点数が取れるようになります。

逆に①物理②化学分野は、計算問題がよく出るので、攻略するのが難しい単元です。

なので、まずは③生物分野の内容から手を付けていく、というのがオススメです。

④地学分野については、以前は③生物分野と並んで攻略しやすい単元だと言われていました。

ただ、最近は地震や飽和水蒸気量などの計算問題がよく出てくるようになって、全国的に難しくなっている傾向のようです。

それでも①物理②化学分野よりはやりやすいかな、ということで③生物分野の次に取り組んでいくといいかな、と思います。

①物理②化学分野については、まずは基礎事項(用語、公式)をしっかり覚える。
それから計算問題の練習も、過去問だとまだ難しいと思うので、これまでにやって来た定期テスト対策の問題(学校ワーク)から復習していくのがいいと思います。

1ヶ月後には3回目の総合テストです。そして今年の受験生は、10月には文化祭や修学旅行もあるようで、勉強時間の確保が難しい状況だと思います。

すべてを完璧に仕上げていくのは難しいので、まずは確実に解けるところを少しずつ増やしていってほしいと思います。

最後に一点注意ですが、「いま学校で習っている単元」は最優先です(今だと運動や力のところが多いかと思います)。

というのも「いま学校でやっている単元」の出題可能性が一番高いからです。なのでそこをまず練習した上で、今回の記事内容を参考に勉強してみて下さい。

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