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数学は「計算」「関数」「図形」

2022/1/25

数学は、各自の実力によって、直前期の準備の仕方が変わってきます。

まずは「計算」

数学が苦手な生徒は、「計算練習」を徹底してください。

計算問題が正確に解ける実力がつけば、それだけで30点くらいは取れるようになります。

数学が苦手な生徒に限って「証明」や「関数」といった、難しい問題に手を出そうとします。

ですが、基礎計算が十分に解けない生徒が、この時期に「証明」や「関数」の問題を解いても、本番で解けるようになりません。

地道な「計算練習」から逃げて、「証明」や「関数」の問題をただ眺めて、「勉強している感」を出す。

これが一番やってはいけないことです。

また、計算練習をしておけば、高校に入ってからラクになります。

高校の最初の授業は「計算」から始まると思います。なので、計算力をつけておけば、高校の授業にもついていきやすくなります。

計算練習の中でも「分数が入っている方程式」「平方根」などは、苦手にする生徒が多いです。このあたりを復習しておくといいかな、と思います。

「関数」をおさえる

次に、計算力に問題がない生徒は、「関数」の練習をしておいてください。

「関数」は毎年出題されます。「一次関数」「二次関数」「図形との複合問題」など、過去問を中心にしっかり練習しておいてください。

また、難しい問題だけでなく、「変化の割合」「増加量」「変域」といった部分の確認もしておきましょう。

このあたりの、ちょっとした問題で苦戦する生徒が多いです。

また「関数」の問題については、「自分なりの目安」を持つようにしましょう。

というのも、「関数」の問題は、先に進めば進むほど難しくなることが多いです。

全問解けるのが理想ですが、おそらくほとんどの生徒は、全問解くのは厳しいと思います。

「(1)の問題は確実に取れるようにし、(2)以降は難しかったら飛ばす」

といったような、ある程度の指針を持って解くと、時間を無駄にすることはないかと思います。

ちなみに自分の場合は、例えば(1)~(4)まで問題があったら、「(3)まではいけるかどうかやってみて、(4)は解けたらラッキー」くらいの感覚で解いていました。

「図形」は「比」を確認しておく

「関数」と同様に、「図形」も毎年出題されます。

図形はある程度実力がないと、基本的な部分から難しいです。

なので、苦手な生徒は、「わかったら解く」ぐらいの感覚でもいいかな、と思います。

また、図形の対策を考えている生徒は、まず「比」を使った問題を練習するようにしましょう。

相似のところに出てくる「平行線と比」の部分です。

このあたりの問題を苦手にする生徒は多いです。「比」の考え方に慣れていないので、「数値」と「比」がごっちゃになってしまっているように見受けられます。

なので、「平行線と比」のところは復習しておくようにしましょう。

余裕がある生徒は、「面積と比」の問題までやっておけば万全かな、と思います。

解ける問題を確実に

最後に、数学に関しては、「解ける問題を確実に解く」ということが大事です。

数学は、同じ高校を受ける生徒であれば、同じような実力の生徒の間での争いになるような感じがします。

その中で「基本的なミス」、あるいは「他の受験生が解けた難易度だったのに、自分だけは間違えてしまった」というようなことが積み重なると、大きな差になってしまいます。

数学は「難しい問題を解いて、差をつける」というよりも「確実に取れる問題を取って、差をつけられない」ようにする、ということが大事なように思います。

なので「難しい問題を解けるようにする」ことに力を入れるよりも、「正答率が高い問題や、基本的な問題で間違えていないか」を確認する。

こうしたことに力を入れた方が、本番でも結果が出やすいのではないかと思います。

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