お問い合わせ

blog

brain

とにかく「覚える」

2022/1/27

この時期になると、難しい問題(過去問)ばかりを解く子が増えます。

数学の「証明」だったり、理科の「計算」だったり、社会の「記述」だったり…。

ですが、ほとんどの生徒の場合、それはあまり効果的ではありません。

「難しい問題」を解いた方がいい生徒

この直前期に、こうした「難しい問題」を解いた方がいいのは、深志、県ヶ丘、蟻ヶ崎を受験する生徒です。

深志、県ヶ丘、蟻ヶ崎を受験する生徒であれば、一通りの基礎力は身についていると思います。

なので、あとは過去問をガンガン解いて、色々なパターンに慣れていくことが大事です。

ただ、それでも、苦手な教科などでは、まだ基本が身についていないという場合もあります。

その部分については、基本をしっかり確認しなければなりません。

「過去問などの難しい問題を解きつつ、基本を忘れていたら、そこは戻って確認する」

というのが、理想的です。

多くの生徒は「基礎練習」に力を入れる

それ以外の高校を受験する生徒は、過去問演習よりも、「基礎練習」に力を入れるべきです。

基礎が身についていない段階で、どれだけ過去問を解いても身につきません。

多くの生徒が、過去問などの難しい問題を解きたがるのは、「ラクだから」というように感じます。

「難しい問題を解いているから、解けなくても仕方ない」
「みんな過去問を解いているから」
「『過去問やっているよ』といえば、親からもあまりうるさく言われない」

このように、過去問を解くことが「免罪符」のようになってしまっているような気がします。

ただ、このような「表面的な勉強」をしても、入試本番では通用しません。

それよりもむしろ「基本的なことを、確実にできるようにする」ことの方が、本番でははるかに点数につながります。

こうした「基礎練習」は地味でキツイです。

また、過去問であれば、「出来なくても仕方ない」という言い訳が立ちますが、基礎問題では、こうした言い訳が通用しません。

そのため、これまで勉強してこなかった生徒はあまりやりたがりません。

ですが、直前期の今だからこそ、こうした地道な練習をしてほしい。それが最終的に入試結果につながると思います。

1つでも多く覚える

昔、私がある資格の勉強をしていた時、講師の方から

「試験会場には、あいまいな知識を100持っていくよりも、確実な知識を10持っていくように練習する」

と言われたことがあります。

まさにこれです。

中途半端にあれこれ手を出して、「何も身につかない」のが一番まずいです。

全部を覚え切るのは時間的に無理です。しかし、あと1ヶ月以上あるので、まだまだ覚えられることはたくさんあります。

1つでも多く「確実な知識」を身につけて、試験会場に向かってほしい。そう思います。

☆YouTubeチャンネルもやっています
https://www.youtube.com/channel/UCcorE8DZR8FqA_EX2tlHo-A/featured?view_as=subscriber
ぜひご覧ください。

contact

面談のご要望など、当塾へのお問い合わせはこちらよりお願い申し上げます。後日、当塾よりご記入頂きました電話番号へご連絡いたします。