「プログラミング」は有効な習い事か?
2022/1/31
「これからの時代は、『プログラミング』が大事」
と、よく言われます。
学校でもプログラミングを学ぶようになりました。
知り合いのSEと話をしても、「プログラミングは大事です」と言われました。
「技術も大事だけど、『プログラミング的な思考が大事』だ」と。
塾をやっていると、プログラミング教室のフランチャイズ契約の案内がよく届きます。
セミナーにも参加して、「どのようなことをやるのか」という話を聞いています。
でも、最終的には「う~ん…」という感じになります。
プログラマーは足りないらしい
「いま、一番稼げる仕事」は、やはりIT関係の仕事ではないかな、と思います。
そして、この流れはしばらくは続くのではないかと思います。
日本は海外と比べると、優秀なプログラマーの人数が少ないそうです。
市場原理の法則で、希少価値のあるものについては、自然と給与も高くなる。
ということで、「小さい頃からITスキルを身につけさせておけば、大人になってから、めっちゃ有利」
という考えが成り立つのではないかと思います。
塾でやるプログラミングは
で、塾で実際に学ぶことができるプログラミングを見てみると、
「自分で作ったプログラミングで、機械を動かす」
というものが、多いように思います。
「大人が仕事としてやっている内容を、難易度を下げて、子どもたちがとっつきやすい形にしている」
というのが一般的なのかな、という気がします。
「子どもたちの興味をひく」という意味では、おもしろいのかな、と思います。
ですが、一方で、「それを習ったところで、果たして役に立つのか…」
という疑念がどうしてもついて回ります。
「ただ、子供集めて、遊ばせて終わり」
となるのではないか。
それが私がプログラミング教室に抱く、一番の疑問点になります。
自分で実際に試してみた
そもそも「プログラミング」というのは、なんなのか。言葉で聞いていてもよくわからない。
「実際にやってみるのが一番早い」
ということで、初心者がプログラミングを学べる「Progate」を利用し、しばらくプログラミングというものを体験してみました。
結果から言うと、「半年で挫折」しました…。
Progateのよかった点
Progateを利用してよかったのは、「ざっくりとプログラミングを感じることができた」という点です。
「プログラミング」と一言で言っても、いろいろな言語があります。
「HTML」やら「CSS」やら「PHP」やら「Ruby」やら…。
あれこれあって、正直「なんのこっちゃ」という感じでした。
ですが、Progate内のカリキュラムに沿って、実際に色々とやっていくと、
「自分たちが何気なく見ているHPも、実は色々な言語が駆使されているのかな」ということを、何となく感じられるようになりました。
挫折した理由
一番の理由は「ゴールが見えない」という点でした。
Progateのカリキュラムをこなすことは、それなりに楽しかったです。
ただ「これをやることで、自分が実際にどういうことができるようになるのか」を体感することができませんでした。
そのため、途中から与えられた課題をこなすだけになってしまいました。
「もう少しゴールを見すえてから、やればよかったな…」
と反省しています。
で、結論
ちょっとプログラミングをかじってみて、出た結論は
「プログラミング教室をやる必要性は、まだ感じられない」
です。
まだ、自分の中で「絶対にプログラミングを勉強した方がいい!」という熱量が高くないので、しばらくは情報収集くらいにとどめておこうと思います。
ただ1つ感じたのは、
「プログラミングは英語を主に使うので、だったら英語に力を入れておいた方がいいかな」
ということです。
「プログラミングをやるにしても、やらないにしても、英語を鍛えておけば、損ということはないのかな」
これが今のところの結論です。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。