時間を「味方」にする
2022/7/7
時間はどんな人にも24時間、平等に与えられています。
ですが、同じように与えられているはずの時間を「味方」にすることができる人もいれば、「敵」にしてしまう人もいます。
時間を「味方」にできる人
時間を「味方」にできる人とは、
「継続的に努力することができる人」
だと思います。
日々の努力は、多少やったところで、目に見える成果は出てきません。
ですが、効果が出るかどうかわからない努力を、コツコツと積み重ねていける人は、知らないうちに成長しています。
時間が経ち、ある時、たまたま他の人と比べた時に、「自分が成長している」ということを実感することができる。
そのような感じだとおもいます。
受験でいえば「継続的に努力できる人」は、本番でもある程度の「腹をくくる」ことができます。
「自分はこれまで、あれだけの勉強をやってきたから大丈夫」
という自信が生まれます。
なので、本番までに過ごしてきた時間が「味方」となり、自分を後押ししてくれるような感覚を持って試験に挑める。そう思います。
時間を「敵」にする人
一方「時間を敵にする人」はその逆で、
「その場しのぎで過ごしている人」
だと思います。
目の前の楽しいことに流されてしまい、ただなんとなく、毎日を過ごしてしまう。
こういう人は「本番に弱い」印象です。
いい意味での割り切りができません。
受験でいえば、同じように本番まで時間があったはずなのに、何もしてこなかった。
「もっと勉強しておけばよかった」
その無駄に過ごしてきた時間が「後悔」として残ります。
生徒の様子を見ていても、本番前までは、一生懸命勉強している生徒の方が、ピリピリしている印象です。
これが、本番前日になると、それまでダラダラやっていた生徒が急に不安そうな顔になって、落ち着かない表情を見せるようになります。
「そんなに追い込まれるなら、もっと前からやっておきなさいよ…」
心の中でそう思うことが、毎年のようにあります。
己の努力次第
受験生には、どの生徒にも、試験までの時間は同じように与えられています。
ですが、その時間を「味方」につけるのか、「敵」に回すのか。
それは各自の「努力次第」です。
入試本番までまだまだ時間があります。
これから本番までの時間を、どのように過ごしていくか。
これからの取り組み方次第で、時間が「味方」にも「敵」にもなります。
そのことを意識して、日々過ごしてほしい。そう思います。
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