「ハイキュー」と「呪術廻戦」
2022/10/14
生徒と「マンガ」の話になることがあります。
私は、「キン肉マン」の良さを熱く語るのですが、さすがに今を生きる子どもたちで知っている者はほとんどいません。
「キングダム」も勧めるのですが、こちらもピンときません。
やはり「おっさん」の感性は、若者には通用しないようです。
そうすると、「生徒が勧めてくる」マンガを、こちらが読むようになります。
「鬼滅の刃」はとりあえずアニメ版だけ押さえました(アマゾンプライムで見られるので)。
それ以外のマンガ、ということで生徒からは2作品の提案がありました。
それが
・ハイキュー
・呪術廻戦
です。
仕事と割り切って読む
どちらも何となくは知っていました。
ですが、どちらも自分の琴線には触れませんでした。
勧められた後、しばらく放置していたのですが、
「今の子どもたちが興味を持つマンガというのは、どういうものなのか」
ということを知るためにも、またせっかく勧めてくれた生徒にも悪いと思ったので、「仕事」と割り切って読むようにしました。
まずは呪術廻戦から
先に「呪術廻戦」から読みました。
こちらを選んだ理由は特になく、「先に勧めてくれたから」です。
結論から申しますと、
4巻で挫折しました…
妖怪?みたいなものとのバトル漫画です。
我々世代のマンガで例えると、「幽遊白書」といった雰囲気でしょうか。
挫折の理由は
「話の展開がよくわからない」
からです。
・何と戦っているのか?
・何が目的なのか?
・登場人物が多くてよくわからない
・必殺技が?
という感じです。
特に必殺技に関しては
「領域展開」「呪力」「呪術」などのキーワードが飛び交うのですが、それがどんな効果を及ぼすのかが、おっさんの頭では理解できませんでした。
「キン肉バスター」
「キン肉ドライバー」
「タワーブリッジ」
のように、わかりやすい必殺技であればよかったのですが…。
「話が進めば面白くなるかな」と思って我慢して読み進めていたのですが、自分には理解できず、4巻でとうとう挫折しました。
「生徒たちは、こんな複雑なストーリーをきちんと理解できるんだな」
ということに感心し、と同時に
「勉強の方が、もっとシンプルなのに、なぜそれが理解できぬ?」
とも思いました。
続いて「ハイキュー」
呪術廻戦に挫折したので、次に「ハイキュー」を読みました。
こちらは「バレーボール」のお話です。
高校のバレー部の話です。
こちらは面白いです。
ストーリーがわかりやすいので、読んでいて理解できます。
4巻まで進みましたが、最後まで読み切れるのではないか、と思っています。
面白いのですが、1つ不満があるとすれば
「必殺技がない」
ということです。
キャプ翼世代としては
「ドライブシュート」
「タイガーショット」
「スカイラブハリケーン」
のような、ぶっ飛んだ必殺技を期待しているのですが、今のところ出てきておりません。
ぶっ飛んだ「必殺技」の出現に、今後期待したいと思っています。
生徒たちの趣味嗜好の調査として
渋々と始めた「マンガ読み」ですが、やってみると
「今の子どもたちはこういうものが好きなんだな」
ということがわかり、それはそれで非常に興味深いです。
また、生徒たちとの共通の話題にもなるので、「話のネタになっていいや」とも思っています。
「仕事」と思って、今後も勧められたマンガをとりあえず読んでみようと思います。
ちなみに、私が今一番ハマっているのはこちらです。
何となく読み始めたのですが、正直こちらに一番ハマっています。
現在「取締役」まで来ております。
「自分はおっさんになったんだな~」としみじみと思いました。
※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから