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松本蟻ヶ崎高校のボーダーライン

2022/11/1

各高校の大まかな「ボーダーライン」を紹介しています。

なお、これはあくまでも「独断と偏見」によるものです。「参考程度の情報」としてお考え下さい。

今日は「松本蟻ヶ崎高校」のボーダーです。

(これまでの記事)

「松本深志高校のボーダーライン」

「松本県ヶ丘のボーダーライン」

松本蟻ヶ崎の安全圏

内申:34以上
1・2年テスト:400点以上
総合テスト:平均点+110点以上

まず、「このくらい取れていれば、問題ないだろう」という「安全圏」の目安です。

内申は「34」以上です。

テストの点数でいうと、

1・2年の定期テストで「平均400点以上」

3年の総合テストで「平均360点以上」

取っている生徒が、だいたいこのくらいの成績になると思います。

なお、模試で言えば、

なが模試:平均偏差値「60」以上
信学会模試:「C」以外の判定(S・A・B判定)

であれば、安全圏と言えます。

松本蟻ヶ崎のボーダー

次に「ボーダーライン」です。

内申:30
1・2年テスト:370点以上
総合テスト:平均点+70点以上

内申は「30」です。

ただ、この内申点だと、「相当テストで挽回する必要があるかな」という感じです。

「内申20台後半でも合格した」という噂も聞いたことがあります。

が、もしそれが本当であれば、おそらくテストで相当な点数を取ったものと思われます。

1・2年の定期テストでは、最低でも「370点以上」は取っていた生徒。

ただ、県ヶ丘高校の時と同様、「300点台が多いと、ちょっとキツイかな」という感じです。

「1・2年のテストは、だいたい400点以上だったけど、たまに300点台」

という感じです。

3年の総合テストでは、「平均点+70点」の生徒です。

だいたい総合テストの平均点は「250点」前後になります。

なので、総合テストの結果が「320点前後」の生徒が、「平均点+70点」になるかと思います。

なお、模試で言えば

なが模試:平均偏差値「55」以上
信学会模試:「C」判定のうち、順位がある程度の順位(真ん中くらい)

です。

なが模試に関しては、平均偏差値「55」がギリギリ、という感じです。ただこちらも、深志や県ヶ丘の場合と同様で、

「年明けの1月以降、相当成長する」
「本番に強い」
「英国社の3教科が安定している」

という3つの条件がそろっていないと、厳しいかな、という気がします。

信学会の模試については、県ヶ丘の場合とほぼ同じです。

「C判定」でも合格しますが、「学校内順位」に注目する必要があります。

特に蟻ヶ崎に関しては、ほぼ毎年のように「倍率1.2倍以上」となります。

「1.3倍」なんてこともザラです。

なので、「C判定」であっても、順位的には真ん中、「200人中100位」くらいが、ギリギリのラインかな、と考えたほうがいいと思います。

蟻ヶ崎を受験する上での注意点

蟻ヶ崎高校を受験する場合の注意点です。

①倍率が高いのを覚悟する
②最後まで油断できない

③女子は余裕を持って受験する

①ですが、先にも述べたように、蟻ヶ崎高校は毎年倍率が高いです。

これは我々が受験生の時だった30年前から変わっていません。なので、今後もおそらく変わらないでしょう。

「通常1・2倍。1・3倍もある。1.1倍だったら、ラッキー」

という、他の高校とは違う心構えが必要かな、と思います。

②ですが、蟻ヶ崎高校を受験する生徒も、偏差値「60前後」の生徒が多く、「学力が不安定」な生徒、ということができます。

また、蟻ヶ崎の場合は、女子の受験生が多いことが多いです。

女子の受験生は、男子と比べると「精神的に不安定」という傾向があります。

そのため、年明けになってから調子を落とす生徒が見られます。

「試験本番まで本当に気が抜けない」ということが多いです。

その流れで③ですが、女子が受験する場合は、「ボーダーギリギリでの受験」は避けた方がいいかと思います。

内申、テストの点数いずれかでいいので、余裕を持った形で受験するように、事前の準備を万全にしておくことが、「蟻ヶ崎合格」の一番の秘訣ではないか、と思います。

まとめ

以上、松本蟻ヶ崎の「安全圏」と「ボーダー」についてまとめてみました。

参考にしていただければ幸いです。

蟻ヶ崎は、第4学区の中で一番の「激戦校」です。

「合否が最後までわからない」高校だと言えます。

なので、蟻ヶ崎を目指す場合は、できるだけ「余裕を持って戦える」準備をしておくことが重要です。

以前蟻ヶ崎高校に通っていた生徒曰く、

「県ヶ丘を目指していたけど、届かなかったから蟻ヶ崎を受験した」

という高校生が大多数だったそうです。

うちの塾の蟻ヶ崎高校合格者も、ほぼそのパターンです。

なので、

「県ヶ丘を目指しつつ、厳しいようであれば蟻ヶ崎」

という気持ちで準備するのが、ある意味「必勝パターン」と言えます。

いずれにしても、「万全の体制を整える」ことが最も要求されるのが、蟻ヶ崎高校だと思います。

こちらのデータですが、「内申」「学校のテスト」に関しては、「安曇野市の公立中学」が基準となっています。

なので、

「それ以外の地域(松本市など)の中学のお子様」

には当てはまらないかもしれないので、その点はご了承ください。

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