松本県ヶ丘高校のボーダーライン

各高校の大まかな「ボーダーライン」を紹介しています。

なお、これはあくまでも「独断と偏見」によるものです。「参考程度の情報」としてお考え下さい。

前回は「松本深志高校のボーダーライン」を紹介しました。

今日は「松本県ヶ丘高校（普通科）」のボーダーです。

松本県ヶ丘の安全圏

内申：３６以上
１・２年テスト：４２０点以上
総合テスト：平均点＋１３０点以上

まず、「このくらい取れていれば、問題ないだろう」という「安全圏」の目安です。

内申は「３６」以上です。「オール４」あれば、内申としては十分かな、という感じです。

テストの点数でいうと、

１・２年の定期テストで「平均４２０点以上」

３年の総合テストで「平均３８０点以上」

取っている生徒が、だいたいこのくらいの成績になると思います。

なお、模試で言えば、

なが模試：平均偏差値「６２」以上
信学会模試：「C」以外の判定（Ｓ・Ａ・Ｂ判定）

であれば、安全圏と言えます。

松本県ヶ丘のボーダー

次に「ボーダーライン」です。

内申：３２
１・２年テスト：３８０点以上
総合テスト：平均点＋１００点以上

内申は「３２」です。

具体例で言うと、

「５教科で４、技能４科で３」

でぴったり「３２」になります。

これより低い内申点でも「受かった」という噂は聞いたことがあります。

が、裏取りできていないので、現状確認できている「３２」をボーダーとさせていただきます。

１・２年の定期テストでは、最低でも「３８０点以上」は取っていた生徒。

ただ、「３００点台が多いと、ちょっとキツイかな」という感じです。

「１・２年のテストは、だいたい４００点以上だったけど、たまに３００点台」

という感じです。

３年の総合テストでは、「平均点＋１００点」の生徒です。

だいたい総合テストの平均点は「２５０点」前後になります。

なので、総合テストの結果が「３５０点前後」の生徒が、「平均点＋１００点」になるかと思います。

なお、模試で言えば

なが模試：平均偏差値「５８」以上
信学会模試：「C」判定のうち、順位がある程度の順位（できれば中位）

です。

なが模試に関しては、偏差値「５８」でも可能性はあると思います。ただ、こちらも、深志の場合と同様

「年明けの１月以降、相当成長する」
「本番に強い」
「英国社の３教科が安定している」

という３つの条件がそろっていないと、厳しいかな、という気がします。

信学会の模試については、深志の場合と同様、「Ｃ判定」でも全然合格します。

「Ｃ判定」の人が見るべきなのが、「受験生内順位」であるのも同じです。

ですが、県ヶ丘の場合は「倍率」を気にする必要があります。

「倍率が低い」年の場合（１・１倍くらい）、２００人中１４０位くらいでも、十分合格する可能性はあります。

ですが「倍率が高い」年の場合（１．２倍以上）、同じように２００人中１４０位だと、後ろに「６０人しかいない」となるので、この場合は危険です。

なので、「倍率が１．２倍以上」になった場合は、「９０人くらい」後ろにいる順位（２００人中１１０位）くらいが、ギリギリのラインではないかな、と思います。

県ヶ丘を受験する上での注意点

色々と数字を挙げてきましたが、県ヶ丘を受験する場合は、それ以外にも注意してほしい点があります。

①倍率に左右される
②本番の出来次第で、ひっくり返る

①ですが、県ヶ丘高校は人気が高いので、倍率が高目に出ます。

その中でも、「倍率が高い年」と「倍率が低めの年」があります。

「倍率が高い年」だと、当然ボーダーラインは上がり、「倍率が低い年」だと下がります。

なので、「倍率によって、受かりやすい、受かりにくいがある」ということは、覚悟していただく必要があるかと思います。

②ですが、偏差値「６０前後」の生徒は、ある意味「学力が不安定」な生徒、ということができます。

県ヶ丘を受験する生徒の中で、特に「ボーダーライン上」にいる生徒の多くが、このゾーンに入ります。

そのため、「本番の出来で合否が分かれやすい」ということができます。

なので、仮に順調に来ていたとしても、最後の最後まで油断をしないようにしていただければ、と思います。

・なが模試の平均偏差値が「６０」だった子が不合格

となった一方で、

・２月の総合テストの理科が「２３点」だった子が合格

というケースもあります。

県ヶ丘を目指す場合は、最後の最後まであきらめずに、油断せず、準備をしていただければと思います。

まとめ

以上、松本県ヶ丘の「安全圏」と「ボーダー」についてまとめてみました。

参考にしていただければ幸いです。

なお、県ヶ丘の「探究科」については、うちの塾から合格した生徒がいないので、わかりません（申し訳ありません）。

以前、学校説明会で色々聞いてきた内容をまとめた記事があるので、こちらをご覧下さい。

また、こちらのデータですが、「内申」「学校のテスト」に関しては、「安曇野市の公立中学」が基準となっています。

なので、

「それ以外の地域（松本市など）の中学のお子様」

には当てはまらないかもしれないので、その点はご了承ください。

※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから