答えは己の中にある
2024/2/8
同じことを伝えても
生徒を指導していると
「同じことを言っているのに、どうして結果が違ってくるのだろう」
ということを、度々思います。
同じように指導しているのに、結果がまるで違ってしまう。
どこに差があるのか。
それは「受け取り方」の違いなのかな、と思います。
同じ話をしても、「響く」人もいればまったく「響かない」人もいる。
それは受け取る側次第。
そのように思います。
答えは「己の中」に
そう考えると、「答え」というのも、実は人から教わって得られるものではなく、最終的には「その人自身の中にある」のではないか。
そのようなことを思いました。
例えば、問題の解き方を教えると、教えた通りにやる子もいれば、教えたのとはまったく違うようにやる子もいる。
「このようにやれば答えが出るのに…」
こちらとしては、よかれと思って教えている。
けれども、受け取る生徒の側に、「受け取る姿勢」が整っていなければ、どれだけ周りで教えてみても、答えにはたどりつかない。
そう考えると、結局答えというのは
「自分自身の中」
にあって、それをつかむかどうかは、「その人次第」なのかな、と思います。
そして、塾講師の役割というのは、
いかに自分の中にある答えに「気づかせるか」
そしてそれを「つかもうとさせる」のか
ということに尽きるのかな。
生徒を指導していて、そんなことを思いました。
※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから