直前期のテスト直しで気をつけること
2021/1/15
中３生は５回目の総合テストの
結果が返ってきています。
結果が気になるところですが、
それ以上に大事なのは「テスト直し」です。
入試が刻一刻と迫っている中で、
間違えた問題をすべて確認するのは
時間的に難しいと思います。
そのため、効率よく確認する必要があります。
最優先で確認すべきなのは
「ほぼ解けていたのに間違えた問題」
がないかどうか、です。
生徒のテストをチェックしていると、
こうした問題をよく見つけます。
今回の総合テストでもありました。
例えば、数学のテスト。
「問題用紙にはちゃんと計算した
答えが書いてあるのに、
解答用紙に写し間違えた。」
これは本当にもったいないです。
次に「漢字の間違え」。
間違えて覚えてしまっていることもありますし、
汚く書いて「×」とされてしまうこともあります。
今回のテストでは
「有性生殖」と「優性」がごっちゃになって
間違えていた生徒がいました。
時間がない中でも、ていねいに書くように
心がける必要があります。
あとは「時間配分」です。
これまでは「とりあえず全部解く」
という形で解いていたと思います。
もちろんその意識は必要ですが、
一方でここから先、入試までは
「いかに自分の取れる問題を確実に取るか」
という戦略も必要になります。
その中で「時間配分」は重要です。
難しい問題に時間をかけて、
後ろの方の「解けた問題」を解けずに
時間切れになってしまう。
こうした事態はもっとも避けなければ
なりません。
今回のテストでも、
英語のリスニングにこだわったあまりに、
最後の長文に時間をかけられずに
点数を落としてしまった生徒がいました。
いい教訓になったと思うので、
本番では気をつけてほしいです。
今後は、こうした
「ちょっとしたところ」に
どれだけ意識を向けられるかが
大事になってきます。
「ちょっとしたところ」を改善するには
「日頃から意識して練習する」
しかありません。
残り時間が少なくなってきていますが、
こうした「ちょっとしたところ」を
意識して勉強に励んでほしいと思います。
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