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平成29年度後期選抜試験の感想⑤-国語

2017/3/15

最後は「国語」です。
○難易度:並
昨年と同じような問題構成でした。
違う点としては、漢文の出題がありました。
少し戸惑ったかもしれませんが、
「レ点」「一・二点」の使い方がきちんと理解できていれば、
そんなに難しい内容ではありません。
全体的な難易度も昨年と同程度だと思います。
○傾向
「問1:論説文、問2:話し合い、問3:漢字(書き)、
問4:古文、問5:物語文」
という問題構成は、ここ数年で変化がないので、
今後も同じ流れの出題が続くと思います。
ただ、最近の「記述重視」の傾向から、
同じような出題パターンでも「記述問題」の分量が
増えることは十分考えられます。
「記述問題」についての対策を怠らないことが大事です。
○対策
①「漢字」「文法」をきちんと覚える
「漢字(読み・書き)」「文法」については毎年出題がなされており、
今後も変わることはないと思います。
知識問題である「漢字」「文法」については、
練習した分だけ結果が出やすいところなので、
確実に身につけておくことが大事です。
特に「漢字」については、定期テストごとに
決められた範囲で出題されると思うので、
その都度、覚えていくことが大事です。
②記述問題の練習
昨年から「80~100字以内」で自分の考えをまとめる
記述問題が出題されています。
また、定期テストや総合テストでも
「自分の考えをまとめ」させる出題が増えています。
こうした問題はある程度の練習を積んでいないと
すぐに対応することはできません。
最初から長い文章を書くのは難しいので、
短い文章でも構わないので「日記」等、
「自分の考えを書き出す」練習を行うようにしてください。
また、3年生になったら、記述問題の練習を
意識的に行うようにしましょう。
③古文(漢文)対策を怠らない
毎年の様に「古文」は出題されています。
古文は、単語の意味が分からないと読みづらいですが、
慣れてくれば、「論説文」や「物語文」と比べて
設問自体の難易度は低いです。
なので、一度コツをつかめば得点源にできます。
基本的な古文の単語を覚えると同時に、
問題演習を繰り返すことで慣れるようにしましょう。
○最後に
国語は毎年、平均点が高い点数で安定しています。
多くの受験生が、ある程度の点数を取れる科目
と言っていいと思います。
そのため、国語を苦手としてしまうと、
差をつけられてしまう可能性が高いです。
国語が苦手な生徒は、まず「漢字」「文法」といった
知識問題をきちんとできるようにしましょう。
また、ある程度点数が取れる生徒は、
過去問などの問題演習を積み重ねることで
問題に慣れていくようにしましょう。

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