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平成30年長野県公立高校入試の感想(数学)

2018/3/19

先日行われた後期選抜試験を
一通り解き終わりましたので、
教科ごと、感想をまとめようと思います。
一塾講師の感想ですので、
参考程度にお願いします。
初回は数学です。
昨年と比べると、
全体的に「解きやすい」という
印象でした。
「規則性」の問題もなく、
証明も簡単だったと思います。
受験した生徒達の点数も聞いたので、
それらも踏まえて予想すると、
全体的な難易度としては、
昨年並か、やや簡単だった
のではないかな、と思います。
ただ、
「問題文から、どのように
 『数学の知識』を使うのか?」
を判断しなければならず、
ある意味国語力も試される問題ともいえます。
そのため、
数学が得意な生徒であれば
比較的解きやすかったと思いますが、
苦手な生徒であれば、
「何をしていいのかわからない」
状態に陥ってしまったのではないかな、
と思います。
来年度に向けた対策としては、
・計算力の強化
・なぜそのようになるのか?
 をきちんと理解し、
 説明できるようにする
が挙げられます。
「計算力の強化」については、
当たり前といえば当たり前ですが、
指導していても
「計算力がないな…」という事態に
あまりに多く直面するため、
あえて挙げました。
厳しい言い方をすれば
「日頃の練習が足りない」
ということです。
特に上位校を目指す生徒は、
今の時期、徹底的に
計算力の強化に努めて下さい。
次の「なぜそのようになるのか?…」
については、
長野県の数学は、
「説明させる問題が多い」
とのことなので、
何となく解ける、では
答えられなくなる恐れがあります。
数学の「本質的」な理解が
求められていると思うので、
日頃の問題演習の際に、
ただ解ければいい、と考えるのではなく、
「なぜそうなるのか?」を
常に意識して練習するように
してほしいと思います。
最後に、余談ですが、
今年の問題は解いていて
昨年までとちょっと感じが違う
気がしました。
「問題作成の担当者が変わったのかな?」
という印象を受けました。
あくまでも感覚的なものですが。

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