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平成30年長野県公立高校入試の感想(国語)

2018/3/20

今回は国語です。
昨年よりも解きやすかった気がします。
問1と問4は少し解きづらかったですが、
古文は簡単だったように思えます。
ただ、生徒の結果を見てみると
思っているよりも点数がよくないので、
難易度としては、昨年と同じくらいに
なるのではないかな、と思います。
今までは
読解、記述、漢字、文法、古典
というのが国語の大きな柱だったのですが、
今回は
四字熟語、同音異義語、俳句の知識
なども出題されていました。
おそらく今後、
更に国語の「総合的な力」が
問われていくと思います。
これを中学校の授業だけで
対応していくというのは
少し先生方に酷な気がします。
小学生からの積み重ね、
もっと言えば
「日頃からどれだけ読書をし、
 知識を吸収しているか?」
が正面から問われるような
内容になってきていると思います。
そういった意味で、
来年度に向けた対策の前に、まず
「ご家庭の意識を変えていただく」
必要があるのかな、と思いました。
「勉強は学校に丸投げ」では
特に上位校を目指す生徒は
恐らく対応していけなくなると思います。
だからといって「塾に通って下さい」と
言いたいわけではありません。
例えば、
漢検を受けるだとか(同音異義語、四字熟語対策)、
「ことわざ」「慣用句」の本を読ませるだとか、
読書する親の姿を見せるだとか、
会話に四字熟語を取り入れてみる、といった
「日常生活の中に、どれだけ国語を意識した
ものを取り入れるか」
という部分が大事になってくる、
という気がしています。
「日頃からどれだけ活字に親しめるか」
逆に言えば、
「小手先のテクニックでは対応できない
 出題傾向になってきている」
と、問題を解いて思いました。

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