平成31年度長野県公立高校入試感想(国語)
2019/3/12
先日行われた公立高校入試の
感想を書いています。
※数学についてはこちら
※英語についてはこちら
今日は国語です。
問題構成は昨年とほぼ同じだと思います。
問1は新しい発想と気づきについて、
知識と経験がもたらす効果についての評論文でした。
問2は意見発表についての問題で、
様々な立場の意見を参考にしながら、
自分の考えを広げていくという内容でした。
問3は沙石集の一部「山寺法師」の話でした。
問4は同音異義語と四字熟語の問題でした。
問5は挫折を味わった少女が、
周囲のサポートを得てどのように
再出発をしていくか、という物語でした。
難易度ですが、
はっきり言って、かなり簡単だと思います。
国語は例年平均点が高いですが、
今年は更に高くなり、70点を越えて
来るのではないかと予想しています。
上位校を受けた生徒であれば、
記述以外はほとんど差がつかないと思われます。
その意味では「国語ができた」と言っても
ほとんど意味がなく、
逆に出来なかった場合には
致命傷になりかねない、という意味での
怖さはあるかもしれません。
今後の対策としては
・「漢字」「四字熟語」「ことわざ」といった
国語の基礎知識を地道に覚える
・記述問題の練習をする。
先を考えた時に、他県の記述問題は
解いておいて損はないと思います。
以上になります。
最終結果が出ないと何とも言えませんが、
ちょっと簡単すぎる気がしました。
もう少し難易度を上げていかないと、
先の大学入試で苦労することになる
ような気がします。