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平成31年度長野県公立高校入試感想(社会)

2019/3/13

先日行われた公立高校入試の
感想を書いています。
※数学についてはこちら
※英語についてはこちら
※国語についてはこちら
今日は社会です。
問題構成は昨年と変わらないと思います。
問1は地理、問2は歴史、問3が公民
問4が総合問題という構成です。
全体的に
・グラフから何が言えるのか
・資料を読み取り、自分の考えを述べる
パターンの問題が多い感じです。
社会というと「暗記科目」という
イメージが強いですが、
今年の入試問題のような形式では
ただ単に知識を覚えているだけでは
太刀打ちできないと思います。
「自分の持っている知識を前提として、
その場で初めて見た資料を読み取り、
自分の頭で考えて、答えを表現する」
能力が問われていると思います。
その意味では、「国語力」がないと
今後社会で点数を取るのは
難しくなってくると言えると思います。
ただ、全体的な難易度としては、
そこまで難しい問題ではなかったように
思います。
資料から読み取るように要求されている内容は
それほど難しいと思いませんでした。
ですので、昨年よりも平均点は
上がるのではないか、と予想します。
対策としては
・知識を覚える。
 「自分の考えを述べる」と言っても、
 最低限の知識がないと全く書けません。
 その意味では、今まで通り知識を覚える
 重要性は変わりません。
・資料から「何が言えるのか」を
 考えるクセをつける。
・国語力を高める。
 国語以上に、「国語力」が問われる
 問題と言えます。
以上になります。
最後に、
社会の最後の問題はとてもいい問題だと思いました。
決して決められた答えがあるわけではなく、
その場で考えて答えを導き出さなければならない。
生徒の「総合力」が問われる問題だと
思いました。
今後もこうした問題が出題されるといいな、
と思います。
指導する方は大変ですが…。

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