「語学力」を鍛えるには
2019/7/12
テストの点数を上げる時に、
難しいのが「国語」と「英語」です。
いわゆる「語学」教科です。
特にこの2教科は
「日頃の学習量」がものを言うので、
付け焼き刃的な対応が難しい教科
と言えます。
「積み重ね」という意味では
「数学」も挙げられます。
ですが、数学の場合は「単元ごと」に
学習内容がガラリと変わります。
なので、計算分野の単元であれば、
ある程度の四則計算ができれば
集中的に練習することで
点数を上げることはできます。
一方、国語と英語はこれまでに
やってきたことが身についていることを
前提に進んでいくので、
一旦つまづいてしまうと、
途中から立て直すのが難しいです。
特に国語の場合は
「小学1年」からの積み重ねなので、
それを中学から挽回するというのは
相当厳しいのが現実です。
逆に語学系が強い生徒は
ほぼ安定して点数を取ることができます。
それは一旦身についた力は
そう簡単に忘れない、ということ
なのだと思います。
国語や英語といった語学科目に
強くなるには、「覚える」ことが
一番だと思います。
結局国語にしても英語にしても、
「どれだけ『例文』を覚えているか」
が重要だと思います。
「読書が好きな生徒は国語が強い」
と言われますが、それは
本の中で出てきた表現が自然と
自分の中に蓄積されているから
だと思います。
英語についても
英語が得意な生徒は、
「教科書内容」を丸暗記できます。
逆に苦手な生徒は、
1つの文を覚えるのにも苦労し、
また覚えた文がすぐに抜けていって
しまいます。
「どれだけの語彙、表現を覚えているか」
で語学教科の成績は決まると思います。
特に国語は、小学生のうちにしっかりと
鍛えておいてほしいと思います。