先生の影響力
2019/12/11
最近、国語の成績が伸びてきた
生徒がいます。
「何かあったのかな?」
と思っていたのですが、
どうやら図書館の先生が楽しいらしく、
友達と一緒に図書館に行くようになった、
という話を聞きました。
図書館に行くことで
今までよりも本を読む機会が増えて、
それがいい効果をもたらしているのでは
ないのかな、と思っています。
一方で、算数の成績が伸び悩んでいる
生徒がいます。
去年まではむしろ算数が得意な生徒だったのですが、
見ていても計算が遅かったり、問題を解くのに
時間がかかったり…。
「どうしたのかな?」
と思っていたのですが、
先日お母さんと面談した際に、
「今年から担任の先生が変わって、
その先生が優しすぎるので心配…」
という話を聞きました。
他にも原因はあると思うのですが、
それも原因の1つなのかな、
と思いました。
学校の先生が子供に与える影響力は
大人が考えている以上に大きいと思います。
ある教科だけ点数が低い生徒に聞いてみると、
「その教科の先生がキライだから…」
という答えがくることはよくあります。
自分も中学時代、理科が苦手でしたが、
先生が苦手だったから、
ということで勉強を後回しにしていた
記憶があります。
それは言い訳にすぎないですが。
逆に「先生が嫌いだから見返してやる!」
と言って勉強して成績を上げた生徒もいました。
なので、「受け取り方次第」でも
あるような気がします。
自分の好きな先生にすべて教わる、
なんてことはありえませんし、
世の中に出たら「苦手だな…」
と思う人とも接しなくてはなりません。
その意味では色々な先生に教わることは
大事だと思います。
先生との出会いによって
その教科を好きになることもあれば
嫌いになってしまうこともある。
教育とは「出会い」も大事なのかな、
と思いました。