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「漢字力」の鍛え方

2020/6/12

昨日の続きです。
猿田塾でやっている「漢字力」の指導は
以下のとおりです。
①「出口先生の頭がよくなる漢字」
を使って問題を解く。
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「国語の勉強をする時に、オススメの教材がありますか?」
という質問があったら、真っ先に挙げるのがこちらです。
「漢字」の勉強ができるのはもちろんのこと、
「熟語」「文法」も同時に練習することができます。
小学生のうちに身につけておきたい国語力を
この1冊ですべて学ぶことができるので、
非常に重宝しています。
「STEP1」で新しく出てきた漢字を練習します。
DSC06420.JPG
「STEP2」では、「STEP1」で練習した漢字を、
熟語の形で書くように練習します。
カタカナで表記されている選択肢を
「漢字に変換して」書く必要があります。
DSC06421.JPG
「STEP3」では、今まで練習した漢字を使って、
文を組み立てます。
この時に「主語」「述語」「目的語」が入るところは
指定されているので、自然と文法を意識できるような
仕組みになっています。
DSC06422.JPG
②ノートを使って漢字練習
漢字は「反復練習」が大事なので、
ある程度問題集が進んだら、ノート(150字)に練習します。
ただ「漢字だけ」練習しても覚えられないので、
「STEP2」で練習した、熟語の形をノートに書いて
練習してもらいます。
DSC06423.JPG
このような感じです。
こちらは一番丁寧に練習していた子のノートなので、
全員がこんなにきっちりやっているわけではありません。
ほとんどの子が「ノートを埋める」だけで満足していますが、
この子はきちんと「熟語」の形で練習しているので、
一番下の部分、ノートをはみ出して練習しています。
このように「自分で考えて」練習できる子は伸びます。
ちなみに、この生徒は現在中2ですが、
だいたい学年10位以内には入っています。
こんな感じです。
小学校から通っていて、
しっかりと漢字練習をしていた生徒は
中学で国語に困っている印象はあまりないです。
※興味がある「ミチムラ式漢字学習法」※
最近、ある雑誌で知ったのですが、
「ミチムラ式漢字学習法」というものがあるそうです。
だいたいの生徒は、
「出口先生の頭が良くなる漢字」を使った
漢字練習法でいけるのですが、
「漢字が苦手」「勉強がキライ」という生徒に関しては、
「身を入れて書かない」ので効果が上がらない、
という悩みがありました。
「書かせるのがキツイ生徒に、何かいい勉強法はないかな…」
と思っていた時に出会ったのがこちらの学習法です。
「漢字をパーツに分解して読ませる」
ことで漢字を覚えさせる、といった方法です。
漢字が苦手な生徒に説明する際に、
例えば「公」という漢字だったら、
「ハム」というように伝えたら理解できたので、
そんな教材ないかな、と思っていたらあった、
という感じです。
教材は購入したのですが、まだ生徒に試していないので、
効果があるかどうかは正直わかりません。
ただ「苦手な子でもとっつきやすい」教材だと思うので、
漢字が苦手なお子様には、
一度試してみていただきたいと思います。

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