近場の修学旅行
2020/10/27
以前の記事でも話しましたが、
今年の小学校の修学旅行は
県内、それからお隣の新潟県に行く
コースが多かったようです。
例年は東京方面に行って
ディズニーランドやキッザニア。
一方、今年の行き先は
県内の歴史館や森将軍塚古墳。
「こりゃ、子どもたちから
不満が出るんじゃないかな…」
などと思っていました。
で、修学旅行から帰ってきた生徒に
「どうだった?」
と感想を聞くと、みな一様に
「楽しかった!」
とのこと。
ホテルでワイワイ騒いだり、
新潟の海で遊んで来たり、
「うみがたり」がよかったと、
それなりに楽しかったようでした。
「土偶がよかった!」という生徒は
残念ながらいませんでしたが…。
「無理に遠くに行かなくても、
近場でも十分楽しめるね」
「遠くに移動する時間をかけるのだったら、
その分近場で色々回った方が楽しいかもね」
という話をしたら、生徒もうなずいていました。
緊急事態での修学旅行は、
ある意味「苦肉の策」だったのかもしれませんが、
工夫をすれば、それなりに楽しむことができる。
また、近くの魅力的な場所を知ることができた
という意味でもよかったのではないかな、
と思います。
ある学校の5年生は、毎年行っている
キャンプが中止になってしまったため、
その代わりに「学校の体育館」に泊まって
学校で飯盒炊さんをやったそうです。
それも楽しかったそうです。
企画、実行した学校の先生、すごい!
「あれもダメ、これもダメ」で
思考停止するのではなく、
「限られた中で、できることをやる」
という発想が、これからは大事なんだろうな、
と思いました。
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