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猿田塾

教科書展示会に行ってきた

2024/7/4

来年の教科書をチェック

中学校の教科書は、来年変わります。

変更に先駆けて、現在「教科書展示会」が、各自治体で実施されています。

安曇野市でも7月2日からやっているので、早速見てきました。

※展示会についてはこちら

前回(5年前?)の教科書改訂では、かなり大幅な変更がなされました。

それと比べると、今回は

「ほぼ変更なし」

と言っていいのではないかと思います。

英語で若干の変更

ただ、「英語」に関しては、今使っている教科書と比べて、何点か変更点がありました。

以下に変更点を挙げます。「中1」の内容になります。

(変更点)

・中1のunit数が「11→10」に減った
・三単現が「unit5」で登場(今はunit6)
・代名詞が「unit6」で登場(今はunit7)
・過去形が「unit9」で登場(今はunit10)
・be動詞の過去形や過去進行形が「unit10」で登場(今はunit11)

unitが1つ削られた分、それぞれの文法が前倒しされた印象です。

では、削られた「unit」は、何かな、と考えてみたのですが、おそらく「unit5」の内容だと思います。

現行教科書の「unit5」については、以前ブログで記事にしております。

「魔のUnit5」
「やっぱりキツイ、Unit5」

やはり、同じような思いを抱いていた先生方が多かったのでしょう。

来年の教科書からはなくなっていました。よかった…。

現在「unit5」で出てきている文法は

「前置詞」「動名詞」「不規則動詞」

ですが、

・「動名詞」は中2でまとめて勉強
・「不規則動詞」は中1のunit9で勉強
・「前置詞」は、文法としては出ていなかった(「there is」のところで習うか?)

という感じになっていました。

こちらの方が、すっきりとまとまっていて教えやすいと思います。

やや配慮されている、が…

その他にも、今の教科書では「unit1」にいきなり登場していた助動詞「can」が、「unit2」へと、若干後ろ倒しされていました。

その分、unit1では、be動詞や一般動詞についての説明が、丁寧にされていました。

今の

「小学校では何も身につけていない状態で、中学でいきなり英語を習う」

状況に、少しは配慮されている構成になったような気がします。

余計なunitがなくなって、文法が整理されたり、序盤はやさしい内容であったりと、来年以降の英語の教科書の方が、とっつきやすい印象でした。

なので

「少しは教えやすくなるかな」

とホッとしています。

ただ、それでも英語は、ある程度小学校で身につけていることが前提になっています。

「小学6年生」は、今のうちから英語の準備を始めておきましょう。

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