夏休みは「目的意識」を持って
2023/7/5
もうすぐ「夏休み」です。
「夏休み」は1ヶ月に及ぶ長期休みです。
有意義に過ごせば、一気に成長するチャンスでもありますが、油断していると、ダラダラと過ごして終わってしまいます。
そこで、「夏休み」を効果的に過ごすために大事なことを述べようと思います。
「目的意識」が大事
まず、一番意識してほしいのが
「夏休みに何をするのか?」
という点です。
夏休みは「1ヶ月」と、他の休みに比べれば長いです。
ですが、油断しているとあっという間に終わります。
そうならないためにも、
「夏休みに、何をすべきか」
という点をまずは明確にすることが重要です。
受験生は「基礎固め」
受験生、中3生は「基礎固め」に力を入れて下さい。
1・2年の復習を、まとまった時間、落ち着いて取り組むことができるのは、この「夏期講習」が最後になります。
2学期が始まると、3年生の内容が難しくなっていくので、なかなか復習をする時間が取れません。
「夏休みの間にどれだけ1・2年の復習ができるか」
ここがしっかりできるかどうかが、2学期から始まる「総合テスト」の結果に影響すると思います。
この時期、ほとんどの生徒は、まだまだ「基礎不足」と言えます。
なので、夏休みの間は、徹底して「基礎固め」に励んでほしいと思います。
はっきり言って、「基礎固め」をしても、成果はすぐに出ません。
おそらく1回目の総合テストの結果は「ボロボロ」になります。
ですが、長い目で見れば、基礎が固まっていないと、後で伸びません。
先を見て、じっくりと勉強に励んでほしいと思います。
また受験生は、夏休みのうちに「長時間」勉強することにも慣れておいて下さい。
直前になってあわてて長時間勉強しようとしても、体がついてきません。
夏の間に「長時間」勉強できる体力をつけておく。
塾仲間の間では「勉強体力」という言い方をしますが、この「勉強体力」を養っておいてほしいと思います。
1年生は「英語」
1年生は、特に「英語」の復習をしておいてほしいと思います。
教科書内容が難しくなった影響で、とにかく1年生の英語は「とっちらかって」しまっている印象です。
文法や単語がきちんと身についているかどうか。あやしい生徒が多いです。
夏休みをうまく利用して、英語の復習に力を入れてほしいと思います。
まずは「単語」を覚える。
教科書で進んだ単元のところの単語は全部覚えておきたいところです。
次に「文法」。
「be動詞」と「一般動詞」の区別がつかない生徒が多いです。
このあたりの違いはきちんと押さえておきたいところです。
2年生は「中1英語」と「計算(方程式)」
2年生は、「中1英語」の復習と「計算・特に方程式」の復習をしましょう。
2年生は、まだまだ中1の英語があやふやな生徒が多いです。
しばらくやらないと、前に習った内容は忘れてしまっています。
この機会に、中1の英語を一通り復習しておいてほしいと思います。
文法を中心に確認するといいかと思います。
また、中2数学では、2学期になると「連立方程式の文章題」「一次関数」といった厄介な内容に入ります。
この部分をきちんと理解していくためには、「計算力」がないと厳しいです。
計算があやふやだと、
「計算で間違えているのか」
「内容が理解できていなくて間違えているのか」
という部分の区別がつかず、どの部分を改善していけばいいかがわかりにくいです。
なので、まずは計算力をしっかりと身につけてほしいと思います。
特に「方程式」は重要なので、中1の「一次方程式」の計算については、繰り返し練習しておきましょう。
小学生は「漢字」「計算」
小学生は「漢字」「計算」です。
この部分の「反復練習」が足りていないと感じることが多いです。
夏休みの間に、徹底して練習しておくと、後が楽になるかな、と思います。
規則正しい生活を!
最後に、夏休みを充実したものにするためには
「規則正しい生活」
をすることが大事です。
休みだからといって夜更かしをしたり、遅くまで寝ていては、生活リズムが乱れて、ダラダラと過ごす元となります。
「朝起きる時間」
「夜寝る時間」
ここを一定に保つことが、規則正しい生活のポイントとなるので、意識してほしいと思います。
規則正しい生活を元に、充実した夏休みが過ごせるように願っています。
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