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赤字会社の共通項

2023/11/17

3つの共通項

定期購読している雑誌の中に、

「赤字会社の3つの共通項」

が紹介されていました。

①朝が遅い
②会社が汚い
③挨拶ができない

自分の塾が、これら3つの条件に当てはまっていないか。常に意識しなければならないな、と思いました。

「①朝が遅い」というのは、「仕事に取り掛かるのが遅い」ということなのかな、と思います。

変化の激しい時代において、

「いかに素早い対応をするか」

という点で、各社がしのぎを削っているこの時代において、

「仕事に取り掛かるのが遅い」

というのは致命的なことなのだろうと思います。

「②会社が汚い」というのは、「鈍感」ということにつながるのだと思います。

多くの時間を過ごす会社の汚れが気にならず、そのまま放置してしまう。

自分自身の身の回りのことにも気づかない人が、お客様の悩みに気づくことはできない、ということなのかな、と思います。

「③挨拶ができない」というのは、「自分の存在を相手に認識してもらえない」ということなのだと思います。

どんなに良いサービスがあっても、お客様に知ってもらえなければ、売上にはなりません。

また、挨拶がきちんとできない人から「何かを買いたい」と思う人は少ないと思います。

「接客」の基礎的な部分ができていない、ということが「挨拶ができない」ということからわかるのではないかと思います。

学力面も、また同じ

この「赤字会社の3つの共通項」。

考えてみると、「成績が伸びない子」にも転用できるように思いました。

「①朝が遅い」というのはそのままです。

朝が遅い生徒は、「生活リズムが整っていない」印象を受けます。

生活リズムが整っていないと、なかなか成績を伸ばすのは難しいです。

「②会社が汚い」というのは、「ノートが汚い」ということと似ているのかな、と思いました。

「ノートが汚い」というのは、

・まとまりがない
・ギュウギュウに詰めて書く
・問題番号が書いていない

といった感じです。

書かれている内容がとっちらかってしまっていて、

「おそらく頭の中が整理されていないんだろうな…」

ということがうかがえます。

また、こちらで内容を確認したくても、何が書かれているのか「解読不能」です。

「自分の書いた解答に対して、あまり関心を持っていない」

ということが言えるのかな、と思います。

「③挨拶ができない」というのは、「覇気がない」ということだと思います。

・声が小さい
・字が小さい
・何かコソコソしている

こうした雰囲気の生徒は、学力面でもいまいち伸びません。

内気な子も

「声が小さい」「字が小さい」

という部分がありますが、こうした内気な子とは違って、

「元々はできそうなのだけれど、なぜかやらない」

という感じのタイプが、この条件に当てはまります。

「何か人の目には触れたくないような、後ろめたい部分があるのかな」

ということを感じてしまいます。

「人間性」が大事

結局、

「人として好ましい言動」

ができないと、利益を上げることも、成績を上げることも難しいのかな。

そんなことを思いました。

勉強をして、少しでも知識を増やしていくことは重要です。

ですが、それと同じくらい、いやもしかしたら、それ以上に

「人間性を高める」

ということも重要なのではないか。

「赤字会社の3つの共通項」という内容から、このようなことを思いました。

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