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「自責」と「他責」

2024/4/16

「伸びる」生徒とは

「伸びる生徒」「伸びない生徒」の特徴は様々あります。

その中の1つが「自責」「他責」という点です。

「自責」の生徒は、例えば問題が解けない時には「自分の実力不足」と考え、真摯に問題と向き合います。

一方「他責」の生徒は、言い訳から入ります。

「まだ習っていない」
「問題が難しい。わかりにくい」
「教え方が悪い」

自分ができなかったことを、「人のせい」にします。

「自責」にできる生徒は、どんどん成長していきます。

「他責」にしている生徒は、いつまでたっても成長しません。

あらゆることに通じる

これは、何事においてもそうなのではないかと思います。

例えば仕事において、あるトラブルがあったとします。

「自責」として考えることができれば、「自分のどの部分がよくなかったのか」をきちんと分析します。

そのため、仮に次に同じような事が起こったとしても、対応することができるようになる可能性が高いです。

一方「他責」の人は、その場においてはうまく言い逃れることができるのかもしれません。

ですが、「自分ごと」としての振り返りがきちんとできていません。

そのため、次に同じような事が起こっても、自分の力で対応することができない。

「周り次第」の人生を歩むことになるのだと思います。

「君子はこれを己に求む」

論語に

「君子はこれを己に求む。小人はこれを人に求む」

という言葉があります。

優れた人物は、よくないことの原因であっても、自分自身にあると考える。

一方、つまらない人物は、よくないことの原因は、他者にあると考える。

昔も今も、「自責」の人は成長し、「他責」の人は成長しない。

そういうことなのだろうと思います。

生徒たちには、学問を通して、「自責」の人間になって欲しい。

そう願っています。

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