負担が大きい、小5の算数
2025/2/19
やっぱり5年の算数は大変
あと1ヶ月ほどで、今年度が終わります。
小学生のどの学年も、だいたい1年間の学習内容がほぼ終わる段階に来ています。
その中で
「小5の算数」
だけは、ちょっと遅れ気味、という印象です。
これは、
「学校の進度が遅い」
というよりも
「そもそも『小5』で習う算数の単元が多すぎる」
ということが原因だと思っています。
5年生の算数で習う内容は、主なもので
・体積
・小数のかけ算、わり算
・整数
・分数のたし算、引き算
・面積
・平均
・単位量
・割合
・円(円周)
・速さ
となります。
一部の単元を省いていますので、実際にはこれよりももっと多くの単元を、小5の1年間で学ぶことになっています。
これはちょっと多すぎかな…、というのが個人的な感想です。
中学に影響
また、中学で数学を苦手にする生徒の原因をたどってみると
「小5の算数がきちんと身についていない」
という現実に突き当たります。
実際によくあるケースとしては、
「1/2+1/3=2/5」
とやる中学生は、結構います。
「小5で習う、分数の通分計算があやふやなまま、中学生になっている」
というケースは意外と多く、
「この現実を中学生になって目の当たりにして、親が焦る」
というのが、「入会面談あるある」になります。
こうした事態が起こるのも、結局
「小5で習う算数の内容が、身につくまで練習できていないから」
だと思います。
ただ、小学校としても、先に挙げたように、教えなければならない内容が多すぎるため、
「とても定着するまで面倒をみる時間的な余裕はない」
という状況になってしまっています。
「小6」で復習する
では、どのようにすればいいかというと
「小6の1年間で、できるだけ小5内容を復習しておく」
ということです。
小6になると、小5の時と比べて算数の負担がかなり減ります。
かなり極端な絞り方になりますが、小6では、
・分数のかけ算、わり算
・円の面積
・比
の単元をしっかりと身につけさせておけば、あとはなんとかなるかな、というのが個人的な意見です。
なので、小6になったら
「5年生の復習もやる」
ということを意識しておくことが重要だと考えています。
できれば単元移動を
個人的には、小5と小6のカリキュラムを変更してほしいな、と思っています。
具体的には、
・「速さ」「円(円周)」「平均」「単位量」は小6で習うようにする
・小6で習う「分数のかけ算、わり算」は、小5でまとめて習うようにする
という感じです。
分数計算を、小5と小6で分けて教えるのは面倒です。
同じ理由で「円周(小5)」と「円の面積(小6)」を分けて教えるのも面倒です。
これだと確実に先に習う「円周」の公式を忘れるので、小6でまとめて教えてしまった方が、定着するように思います。
しばらくは学習指導要領は変わらないので、このままやるしかないのですが、今度の変更時には
「小5の算数負担を軽くする」
方向でいってほしいな、と思っています。
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