「志望校が決まらない」中2の今、親ができること
2026/2/25
中2が「受験生」
あと2週間ほどで後期選抜が終わり、今年の入試も一区切りとなります。
そうすると、いよいよ現中学2年生が「受験生」と呼ばれる立場になります。
この時期の保護者面談で、必ず話題に上がるのが、「志望校」です。
こちらとしては、「そろそろ具体的なイメージを持ってほしいな」
と思って聞いてみます。
しかし実際には、
「まだ決まっていません」
「本人がピンときていないようです」
というご家庭が非常に多いのが現状です。
決まっていないのが「普通」
志望校が定まっていないこと自体は、決して悪いことではありません。むしろ当然です。
いくら「もうすぐ3年生になる」といっても、高校については、多少話で聞いた程度くらい。
具体的なイメージがない中で、「ここに行きたい」と思える人が少ないのは普通です。
今の受験生も、昨年の同じ時期は、同じような感じでした。
難しいのは、親や先生といった我々大人がどれだけ話しても、なかなか「本人の心には響かない」ということです。
「この学校がよさそうだよ」
「このくらいのレベルを目指そう」
と言われても、ピンと来ない。どこか他人事に思えてしまう。
そうした子どもたちに、「一番効果がある」と感じられること。それは
「本人が直接学校に足を運ぶ」
ことです。
「実際に足を運ぶ」ことが重要
実際に校舎を見て、教室をのぞき、自分と年齢の近い高校生が活動している様子を見る。
部活動の雰囲気、校内の空気感。
パンフレットや伝聞ではわからない「リアル」を体感することで、初めて具体的なイメージが湧きます。
これまで、「どこか漠然と」志望校を考えていた生徒が、学校見学をきっかけに急に
「〇〇高校に行きたいです!」
と言い始めることは珍しくありません。
「ここに行きたい」と本人が強く思うこと。これが受験勉強における最大の原動力になります。
大人にできることは、実は少ない
毎年、受験生と接して来て感じること。それは
「我々大人ができることは多くはないのだな」
ということ。
無理に決めさせようとしても、あれこれとアドバイスをしても、それは子どもたちには響かない。
むしろ、子ども自身が決められるように
「見る機会」
「感じる機会」
を用意し、色々と体験させること。
大人にできるのはそれだけなのだろうな、と思っています。
志望校が決まらないと、保護者様や我々のような者は、やきもきします。
しかし、時期が来れば、子どもたちは自然と自分の進むべき道を「自分で」決めるようになっていきます。
そうした段階を踏ませることが「大人への一歩」のような気もします。
4月からは色々と高校へ見学する機会が増えてくると思います。
まずは気になる高校には、積極的に足を運び、直接見てくること。
あとは、本人の変化を、辛抱強く見守っていただければと思います。
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