整理整頓と脳内スペース
2021/12/3
定期購読している「プレジデントファミリー」。
今回のテーマは「子供が『集中』する部屋」でした。
子供の集中力を養う空間とはどのようなものなのか。興味深く拝読しました。
机の広さ=〇〇
その中で「確かに」と思ったフレーズがあります。
それは
「机の広さ=思考できる脳内スペース」
という言葉です。
「そのとおり」と思いながら読みました。
「机の上がゴチャゴチャしていると、うまく考えることができない。」
これは生徒を指導していて感じることです。
勉強が得意な生徒を指導する場合、比較的机の上が片付いている子が多いです。
ちょっと乱れてもすぐに整える。そして問題に取り組む。そうしたことが自然にできているように思います。
一方、勉強が苦手な生徒の机はすぐにちらかります。指導していると気になるので、こちらで整えることがあります。ですが、すぐにちらかります。
机の上がちらかっていても特に気にならない。勉強が苦手な生徒はそうした傾向が多い様に感じられます。
以前「机の上の状態は、その人の頭の中の状態を表している」という言葉を聞いたことがあります。
これは「机の広さ=脳内スペース」と言わんとする趣旨は同じなのだと思います。
まずは形から
なので、生徒を指導する際には、常に机の上が片付いているかを意識するようにしています。
乱れていたら整えるように指導する。
そうした習慣を身につけさせることで、少しでも集中して問題に取り組む環境ができるように努めています。
東大生の部屋には〇〇がある
その他にも興味深い記事がありましたが、その中でも特に「なるほど」と思ったのが
「東大生の自宅の部屋には、アナログ時計がある」
という記事です。
東大生の自宅の部屋の83.5%にアナログ時計がある、ということでした。
その中で「アナログ時計を使うことで、時間を分数でとらえられるようになる」ということが書かれていました。
これは確かにその通りだと思います。
例えば15分を時間で表すと「1/4時間」ですが、これはアナログ時計を見れば理解できますが、デジタル時計だとわからないと思います。
自分自身も、時間と分数の関係を勉強していた時に、
「なぜ10分が1/10時間じゃなくて、1/6時間なんだろう?」
と思ったことがありました。
その時にアナログ時計を見ながら、「そうか、時間は60分で1時間だから、お金などの単位の変わり方と違うんだな」
ということに気づいた思い出があります。
こうした「気づき」を得るための「アナログ時計」なのだと思います。
まずは机の上を片付けよう
話が横にそれましたが、勉強に集中させるには、まず「環境」を整えることが大事です。
机の上がちらかっていたら、まずは整理整頓をするようにしましょう。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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