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直前期の親の姿勢

2024/2/5

残り1ヶ月

後期選抜まで残り30日。

いよいよ残り1ヶ月となりました。

受験生本人がきついのはもちろんですが、そんな受験生をサポートする親御さんも、「気が気でない」時期だと思います。

この時期、親御さんには、どのように過ごしていただきたいか。

その点についてお話しします。

「父親」の姿勢が重要

この時期、特に重要なのが「父親」の態度です。

思春期真っ只中の中学生は、あまり父親と密にコミュニケーションを取っていないと思います。

ですがその一方で、「父親の様子」をなんとなくうかがっているのが、思春期の子どもであったりします。

「見ていないようで見られている」のが父親の後ろ姿です。

理想的なのは

「子供を信じて、最後まで見守る」

という姿勢です。

こういう姿勢を取れる父親のいる生徒は、受験がうまくいっている印象が強いです。

結果が良かろうが悪かろうが動じない。

そうした父親の姿を見ることで、子供は安心するのではないか。

そう思います。

逆に避けたいのが、

「理詰めで子供を追い詰める」

姿勢です。

父親は「論理的に」物事を考える傾向が強いように思います。

仕事面ではそれでいいかもしれません。

ですが、子供に対する姿勢、特に受験直前にその態度を取ってしまうと、必要以上に追い詰めてしまいます。

今の時期に一番重要なのは、理詰めで物事を解決することよりも、「精神的な安定」です。

父親の安定した姿を見るだけで、子供は自然と落ち着きます。

そうした姿勢を、父親には取り続けていただきたいと思います。

「母親」は寄り添う

一方、「母親」に関しては、「感情的」になる傾向が強いです。

なので、自分の感情を子供にぶつけないことを心がけていただきたいと思います。

不安というのは、伝染します。

子供につい言ってしまうのは、「子供のため」というよりも「自分の不安を軽くするため」という場合があります。

つい言ってしまう一言が、子供の不安を増幅させる。

こうした自体は避けたいところです。

心の中では不安に思っていても「大丈夫」と声をかける。

自分の不安は心に納めて、子供に寄り添う。

そうした姿勢でいていただくと、子どもたちも安心すると思います。

精神的なサポートを

受験生も戦っていますが、親御さんもまた戦っている。

それが受験だと思います。

この時期になると、技術的なことよりも、「精神的な」部分のサポートが重要になってきます。

子供たちの精神に一番影響を与えられるのが「親」です。

いい影響を与えられるように、残り30日、とにかく「どっしりと」構えていただく。

そうしていただければ、子供たちも安心して勉強に向かえると思います。

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