お問い合わせ

blog

climb

長い目で見て、決断する

2024/2/16

「逆転合格」はレアケース

おととい昨日と、「逆転合格」について書きました。

「もっとないかな」と思って、過去の記憶を振り返りました。

が、これ以上思いつきませんでした。

これが何を意味するのか。

「逆転合格など、滅多に起こらない」

ということです。

ギリギリの状況で頑張る受験生を応援する意味で、「逆転合格」について書きました。

ですが、現実はそんなに甘くない。

厳しい言い方をすれば、

「実力のない者は、順当に落ちる」

それが、受験というものです。

安曇野市で塾を始めてもうすぐ9年目になります。

過去100名近くの生徒を卒業させてきましたが、「逆転合格」したと思えるのは、2人。

ざっくり言えば確率「2%」です。

「ほぼ起こらない」というのが、数字の上でもはっきりしています。

「下げる勇気」も必要

なので、周囲から「厳しい」と言われて出願を迷っているのであれば、下げた方が無難です。

「自分は他の人とは違う。奇跡を起こせるんだ!」

そう考えている受験生も、いるかもしれません。

ですが、そう考えている人ほど、落ちます。

そして「不合格」という事実は、考えている以上に厳しいものです。

特に高校入試の場合は、合格する人の方が圧倒的に多い。

ほとんどの友達が合格の歓喜に酔いしれている横で、自分は、ひとり「不合格」の現実に打ちひしがれる。

その辛さは、想像を絶します。

そのようなつらい経験をする人は、できるだけ減ってほしい。

なので、もし迷っているのであれば、「下げた方がいい」というのが、私からのアドバイスです。

「入学後」が重要

そして、もう一つ。

「高校の偏差値レベルなど、大したことはない」

ということです。

高校進学において一番大事なことは

「いかに、入学した高校で努力するか」

ということです。

志望する高校に入学したことで満足してしまい、そこで努力をやめる人。

一方で、希望する高校に進学できなかった悔しさをバネに、3年間努力する人。

3年後に訪れる「大学入試」という舞台では、思うような高校に合格できなかった生徒が、逆転をする。

そうしたことは、十分に起こります。

実際に、そのような卒業生もたくさんいます。

いよいよ出願

来週からは出願が始まります。

まだ悩んでいる人、倍率を見てから変更を考えている人もいると思います。

最後に決めるのは自分自身です。

その際には、自分の今の実力を客観的に見つめ直し、長い目で見て、出願する高校を決定してほしい。

そして、納得の行く形で受験をしてほしい。

そう願っています。

※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから

contact

面談のご要望など、当塾へのお問い合わせはこちらよりお願い申し上げます。後日、当塾よりご記入頂きました電話番号へご連絡いたします。