令和6年度長野県公立高校入試感想(英語)
2024/3/8
先日行われた
「令和6年度長野県公立高校入試」
の問題を解いた感想です。
※数学の感想はこちら
今日は「英語」です。
かなり簡単
全体的な感想としては
「昨年と比べると、かなり簡単になったな」
というのが正直な印象でした。
問2のⅠの文法は、「ちょっと難しいかも…」と思いました。
が、それ以外は昨年と比べるとだいぶ解きやすい印象でした。
昨年並みの難易度の問題を覚悟していたので、解いていて若干拍子抜けでした。
昨年の平均点は45.0点でしたが、今年は55点前後まで上がるような気がします。
問2の文法は難しい
それでは大問ごとに見ていきます。
まず問2のⅠは文法問題でした。
(1)が穴埋め、(2)(3)は文の書き換えでした。
(2)(3)の文の書き換えが新しいタイプの問題で、ちょっと難しいかな、と思いました。
Ⅱについては資料の読み取り問題でしたが、こちらは簡単でした。
問3は祭りの話
問3は長文問題でした。
「地域の祭り」というテーマで世界各地の祭りを紹介する内容でした。
それほど難しい問題ではなかったかな、と思います。
強いて言えば「(2)う」の解答が、「ア・イどっちでもいいかな」と迷ったくらいです。
(6)の英作文も、昨年と比べるとだいぶ書きやすい印象でした。
問4は蚊取り線香の話
問4も長文問題でした。
「蚊取り線香」の発明についての話でした。
全文読んでから解くのが面倒だったので、先に設問を読んでしまい、文章を読みながら答えを埋めていったら、比較的簡単に終わりました。
特に迷うような問題はないかな、と思います。
強いて言えば「(4)う」の穴埋め部分でしょうか。
今後の対策
英語に関しては、全国的に「難化」の傾向にあると聞いています。
なので、昨年並みの難しい問題が続くと思っていました。
ですが、今年の問題については、だいぶ解きやすかったです。
「数年前に戻った」という感じです。
受験を終えた生徒の感触が悪くなかったのも、おそらく
「英語ができた!」
という感触を持った子が多かったからではないかな、と予想しています。
今後の対策としては、
「教科書内容を極める」
ということが大切です。
問2の文法問題などは、「教科書の会話表現」についてまできちんと勉強しておけば、十分対応できると感じました。
「教科書の単語、文法を覚え、学校ワークを使って繰り返し練習」
これを地道に続けることの重要性を、問題を解きながら感じました。
あとは「過去問演習」です。
「take part in」という表現が出てきていましたが、これは生徒に過去問を解かせていた際に、
「これはどういう意味ですか~」
と何度か質問を受けた表現でした。
「過去問やらせておいてよかった…」
と思ったので、教科書内容をある程度極めたら、その後は過去問演習をしっかりやっておけば万全だと思います。
英語に関しても、数学と同様で、ごまかしは通じません。
「地道な勉強」を中1から積み重ねてきた人は、今回の英語ではいい結果になるのではないかと思っています。
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