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令和6年度長野県公立高校入試感想(理科)

2024/3/9

先日行われた

「令和6年度長野県公立高校入試」

の問題を解いた感想です。

※数学の感想はこちら
※英語の感想はこちら

今日は「理科」です。

理科も簡単

昨日「英語は簡単」という感想を書きました。

理科についても同様に「簡単」という印象でした。

2年前に「激ムズ」の問題を出してしまった反動でしょうか。

昨年に引き続き、今年も理科は「解きやすい問題だった」という印象です。

昨年と比べても、今年の方が簡単だったような気がします。

なので、平均点は上がって60点前後になるような気がします。

問1は生物

問1は生物分野からの出題でした。

「細胞分裂」「光合成」「食物連鎖」が主なテーマでした。

全体的に基本的な内容だと思います。記述問題も典型的な問題でした。解きやすい問題だと思います。

強いて言えばⅠ(4)の穴埋めがちょっと解きにくい感じでした。

問2は化学

問2は化学分野からの出題でした。

「燃焼」「気体」「水の電気分解」といった内容でした。

こちらも全体的に解きやすかったです。計算もそれほど難しくなく、記述やグラフも簡単に書けたと思います。

Ⅱ(2)はちょっと難しいかな、という感じです。

問3は地学

問3は地学分野からの出題でした。

「岩」「天気」といった内容でした。

個人的にはここが一番解きにくかったです。記述がちょっと書きにくい印象でした。

ただ、内容的には基本的な内容なので、十分全問正解できるのではないかと思います。

ちなみに、塾では最近「理科を歌で覚える」という取り組みをしています。

その中で「堆積岩のうた」というものがあり、個人的に気に入って休憩時間に歌っていました。

生徒たちは「やれやれ…」という感じで聞いていましたが、この歌の内容だけで2問ほど解けました。

これからの生徒にも、

「入試で出たぞ」

と、自信を持って歌を聞かせていこうと思います。

問4は物理

問4は物理分野からの出題でした。

「力」「光」が主な内容でした。

ここも全体的に解きやすかったです。

記述に関しても、その場で考えれば十分に対応できる内容でした。

計算も簡単でした。簡単すぎて逆に「本当にこれで大丈夫か?」と疑う感じでした。

今後の対策

理科は、ここ2年「解きやすい問題」が続きました。

ですが、いつまた「難しい」問題が出題されるかわかりません。

「難易度が安定しない」

というのが、理科という教科の厄介なところです。

それでも

「基本的な知識」
「『なぜそのようになるのか』という、本質的な理解」

というものが、問題を解く上での土台となることには変わりません。

この部分がしっかりと身につけられていれば、問題の難易度が変わっても、相対的に結果を出すことができます。

「基礎知識を覚えていく」
「実験問題などでは『なぜそうなるのか』という点を考える」

こうした地道な取り組みが、理科の安定した得点につながると思います。

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