開校にあたり
2016/2/11
この度、地元安曇野市で塾を立ち上げることにしました
「自立指導猿田塾」の猿田典明です。
「なぜ、塾を立ち上げようと思ったか?」
最初のテーマとして、自分が塾を立ち上げようと思った経緯を
お話ししようと思います。
新聞折込チラシやHPのプロフィールにも載せましたが、
改めてまとめたいと思います。
私は神奈川県の「個別指導」塾に勤めていました。
「個別指導」とは、先生1人が生徒1~2名を担当し、
生徒の進度に合わせて指導を行うものです。
※塾によっては生徒の数がもう少し多いところもあるかと思いますが、
一般的な「個別指導」塾は先生1人に対して生徒2人だと思います。
通っていた生徒はというと、中くらいの成績の生徒が多かったです。
内申点はオール3、テストでは平均点くらいの生徒です。
「集団指導の塾では授業についていけない」
「自分のペースでやりたい」
「質問するのが恥ずかしいから、先生がすぐそばにいるのがいい」
そうした理由で通われる子が多かったです。
講師は熱心に教えていましたし、生徒も真面目な子が多かったため、
教室の雰囲気そのものはそんなに悪くありませんでした。
しかし、私には1つ大きな不満がありました。
「生徒の成績が思ったよりも伸びなかった」のです。
講師は一生懸命教えている。生徒もきちんと聞いている。
では、なぜ?
そんなある日、講師の授業風景を見ていました。
数学の授業だったと思います。
生徒は「わからない」といって講師に質問していました。
すると講師は熱心に最初から最後まで、丁寧にその問題を解いて見せていました。
それを見た私は授業後、講師を呼びつけて説教をしました。
一体、講師の何がまずかったのでしょうか?
何の問題もないと思われたかもしれません。
ですが、大きな落とし穴があったのです。
続く。